9月1日は子供の自殺が1番多い日です。
夏休み明け。学校に行きたくない。
僕にはその気持ちがわかります。
僕は不登校でした。ですが、いまは楽しく生きてます。
学校に行かないという選択肢。
辛いなら逃げてもいいよ。
そんなメッセージを伝えたいです。
学校に行きたくないキミへ。
いじめ。クラスになじめない。いろんな理由があると思う。
でも、辛かったら行かなくていいと思う。
僕は小学校2年生から中学までほとんど学校に行ってないけど、いまは楽しく生きてる。
いまから僕が体験したことを話す。
学校に行かないという選択肢は伝えるから、あとは自分で決めて欲しい。
正しい不登校のやり方。
キミは「学校に行かない」という選択をした。
もうあの場所に行かなくていい。朝から夕方まで自由な時間ができる。
キミはその時間をどう使う?
昼まで寝ててもいい。ゲームをしてもいい。
なにをしてもキミの自由。
でも、これだけは覚えておいてほしい。
この時間の使い方を間違えると、これからの人生に大きな影響が出る。
いま不登校時代を振り返ってよかったなぁと思うのは、僕には学校以外に友達がいた。
実はいとこも学校に行ってなくて、そのいとこと遊んでたり、適応指導教室という場所があって、そこでは学校に行かない子供が集まってみんなで遊んでた。
これは本当によかったと思う。
いまたくさんの不登校の子供たちと話すけど、学校以外に友達がいる子供はとにかく明るい。反対に友達がいなくて家で1人の子供は暗いし、そもそも会ってくれない。
やっぱり家でずっと1人でいるのは精神的におかしくなっちゃうと思う。
学校以外に友達は作った方がいい。
・自分が好きなことにとことんハマる。
音楽、パソコン、イラスト、ゲーム、YouTube、スポーツ
なんでもいい。とことんハマれ。
学校に行かなくなると、とにかく時間が余る。
学校にいる時間は1日8時間。
毎日、8時間続けれることを見つけてみよう。
それがあなたが得意なこと。キミの才能。
時間を忘れて没頭する力は絶対に無駄にならない。
僕は1日10時間以上、ゲームにハマってた。
毎日、毎日ずっとゲームをしてた。
するだけでは飽きてしまって、ゲームの中で新しいルールを作って遊んだり、自分でゲームを作ってた。
結局、そのときの経験がいまの仕事につながっていて、僕はいまアイデアを考える仕事をしてるし、ゲームの制作にも関わってる。
とにかく自分がずっとやり続けられるものを探そう。ずっとハマれるもの。それがキミの才能だ。
そして、好きな人同士で集まって学校以外の友達を作ろう。
僕もゲームの友達がいて、それがとても楽しかった。
・勉強はやった方がいい。
学校には2つ役割があると思ってる。1つは友達を作る場所。もう1つは勉強する場所だ。
さっき書いたけど、友達を作るのは学校に行かなくても大丈夫だよね。
次は勉強だ。
結論からいうと勉強はやった方がいいとは思う。
特に中学3年までの内容は、義務教育とはよく言ったもので、『これくらいわかってないと不便ですよ。』という内容になっている。
僕はほとんど勉強してこなかったので、いま苦しんでいる。
特に漢字と英語。僕はほとんど漢字が書けないので、文字を書くとほとんどひらがなになる。英語に関しても、仕事で英語プレゼンするときは、毎回練習がかなり必要。
いま振り返ると漢字と英語はやっとけばよかったなぁと思う。
他の科目も、知っていると世界がひろがるので、勉強が好きだったらぜひやった方がいい。
例えばオンラインで学べるすららネットとか。
すららについての詳しい記事はこちら
>>【評判】すららの5つの特徴とメリットを徹底解説【不登校生におすすめ】
ただし、覚えておいてほしいのは、キミがどれだけ勉強して知識を手に入れてもGoogle検索には勝てない。
大切なのは検索する力。
わからないことがあったときに、どのキーワードで調べればいいのかがわからないとそもそも検索できない。
だから、いろんなことを少しずつ勉強して、わからないことは検索する。というクセをつけるのがいいと思う。
もちろん勉強が好きならどんどんやろう。勉強にハマれ。
さて、
いろいろ書いたけど、どうだった?
辛いなら逃げていいよ。
不登校の先輩から後輩にメッセージを送ります。
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【不登校は不幸じゃない】8月19日全国100ヶ所でイベントをやりたいです。
小幡和輝 プロフィール
1994年生まれ。約10年間の不登校を経験後、定時制高校に入学。さまざまな経験、人と出会い人生が大きく変わる。
その後、高校3年のときに起業。和歌山を拠点に、商品開発、イベントやプロモーションなどを企画。
世界的な経営者団体「EO」が主催するビジネスコンテスト「GSEA」で、日本代表としてワシントンD.Cで開催された世界大会で登壇。GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。