みなさん、ご卒業おめでとうございます。
この表現からわかるかもですが、僕は大学を卒業できませんでした。
あと2単位あれば。。
先日、和歌山大学の卒業式がありました。
同級生を見送ろうということで出席したんですが、会場に着いてすぐ、モヤモヤした感情が込み上げてきました。
卒業できないのは少し前からわかっていたこと。
「そういえば大学は?」
半分笑い話で「いやー。卒業できませんでした。」って答えてました。
正直、僕にとってはあまり関係のない話ではあります。
就活はしていないし、大学院に進む予定もないし。
だから、特に深く考えることもなく、卒業式に行きました。
「卒業おめでとう!」
当然、みんなはそれぞれの道を歩き始めます。
みんなの晴れ姿、これからの話を聞くと思ったんです。
「ああ。僕も一緒に卒業したかった。」
もちろん、会社の事業という面ではいろんなことが進んでいます。いまが一番楽しいです。
でも、なんかモヤっとした気持ちが込み上げてきました。
僕の時間がここで止まったような感覚。なんとも言葉に表現しにくいのですが、あまり居心地がいい場所ではありませんでした。
一通りみんなと話し、本来であればその後は食事会がありました。
もともとは出席するつもりだったんですが、僕は行きませんでした。
みんなのことが嫌いとか、そんなことは一切なく、行ったらダメなような気がしました。
この気持ちはなんなんでしょう。
すみません。上手く表現できないのですが、いまの僕の心境を書くと同時に、もう少し大学生をするよ。というご報告にさせていただきます。
何度も何度も辞めるかどうか悩んだけど、せっかくここまで来たので、なんとか頑張ろうと思います。引き続き見守っていただければ幸いです。
小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata)
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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder
1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。
2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。
メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など