初めまして。小幡和輝と申します。
いきなりですが、僕はほとんど学校に行ってません。
でも、いまとても楽しく生きてます。
自分の会社を起業して、社長として仕事をしています。
本業以外にも、47都道府県すべてで『不登校は不幸じゃない』という、不登校の子どもたちに向けたイベントを仕掛けたり、こんな本も書きました。
Amazonの教育ランキングで1位のベストセラーです。
少なくとも、僕にとっての学校は行かなくてもいいものでした。
誰でも得意、不得意があります。学校の勉強や仕組みが合わない子がいて当然だと思うんです。
さらに、学校のいじめ問題や下着の色まで指定する校則など、そもそも学校自体にも問題があるのではないかと。
そして、ここが重要なのですが。
学校の役割は、学校に行かなくても別の形で代用できると思っています。
その選択肢を知らないことが問題なんじゃないだろうかと。
この記事では不登校になった後の選択肢になりそうなものを紹介したいと思っています。
学校に戻すことではない、不登校の新しい解決法です。
学校の役割ってなんだろう?
学校の役割は大きく分けて2つ。1つは勉強をするところ。
これは自宅でもできますよね。
例えばすららネットのようなサービスを使うことで、自宅にいながら学校の勉強を補うことができます。(ちなみにすららは学校の出席扱いにもなる教材なのでオススメです)
僕は学校の先生の教え方が上手いとは思えないんです。もちろん上手い先生もいますが、本当にピンキリですよね。子どもとの相性もあります。
そして、重要なのは子どもが自分で先生を選べないということです。
学校の勉強自体はある程度やっといた方がいいので、こういった仕組みは重要じゃないかな。
自宅で学習することになれていれば、そのまま通信制高校に上がってもスムーズに学べそうですよね。
自宅で学んで卒業できる通信制高校もたくさん増えています。
学校のもう一つの役割はコミュニティを作ること。
これも答えが出てます。
不登校になると自由に使える時間が増えます。その時間を使って、まず自分の夢中になれること、自分の趣味になることを探してみてください。
そこからはSNSの出番です。
共有の趣味で繋がるグループはいくらでもあるので、そこで繋がっていく。
それがコミュニティになります。
不登校になったら就職できない。
そうですね。確かに不登校であることが就職においてプラスにはならないでしょう。
だからもう自分で稼いじゃったらいいと思うんですね。
「そんなことできるわけ・・」
って思いました?
実はいまの時代は結構簡単にできちゃうんです。
まず、月数万円であればすぐ確実に稼げます。
エクセルで簡単な作業をしたり、流行りのゲームをプレイしたレビュー記事を書くとか。
時給にすると500円くらいになります。
「最低賃金より安いじゃん!」
はい。そう思うかもしれませんが、年齢に関係なく、どこでも、自分の好きな時間で働けて時給500円と考えると悪くはないんじゃないでしょうか。
僕は子どもだけでなく、子育て中のお母さんにもぜひおすすめしたいです。
例えば、中学生がクラウドソーシングを活用して月に1万円を稼ぐことは十分に可能です。
実際にアドバイスして不登校の中学生から感想もらったんですが、やっぱり稼げたみたいです。
こんな体験談も届きました。
お金を稼ぐことを通じて、ビジネスマナーやコミュニケーションといった大切なことも学べます。
クラウドソーシングという仕組みもここ数年で一気に広がったものです。僕の当時はなかったから本当に羨ましい。
※クライアントがいるお仕事なので、親と相談して一緒にやってね。
「でも、時給500円じゃ生活できない」
確かにその通りです。
その先はある程度のスキルが必要になります。
レビュー記事を書きまくったらどんどん文章力がついてくるので、もっと単価の高い文章を書く仕事をもらえるかもしれません。
あとはデザインやプログラミングができるとさらにいいですね。
さっきのクラウドワークスの関連サービスクラウドテックを見ると、デザインやプログラミングができると一気に単価が上がります。月給50万円くらいは目指せそう。
もちろん、これはセンスが必要ですが、学べる環境はたくさんあります。
もう自宅に居ながらでも仕事や学びができる時代なんですよね。
この選択肢を知らない人が多すぎます。
学校以外でもこれだけの環境がある中で、それでも学校の方がいいと思うならば行けばいい。
学校が辛いなら行く必要はないです。
9月1日、夏休み明けに子どもの自殺が増えます。
学校以外の選択肢がもっと広がることを願っています。
楽な道じゃないけど、不幸な道ではないよ。
僕はこっちの道を歩いて良かったです。
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