今日は朝から大変だった。
大阪で起きた地震の時間、僕は電車に乗っていた。
朝8時くらいに電車が止まり、一向に復旧の見込みが立たず今日の予定はすべてリスケした。
電車の中でいろいろ考えた。このまま大きな地震が来たら死ぬんだろうか。
僕たちは普段、特に意識をせずに「生きてる」。
今日の地震が起きた瞬間、自然の力を感じたとき改めて生を実感した。
地震がおさまったくらいに家族からLINEが来た。「大丈夫?」と。
そのときはすぐに復旧すると思った。しかし、電車は10時間以上止まったままだった。
先ほどようやく帰宅できた。
散々な一日だったが、良かったこともあった。
父親が近くに来る用事があったらしく、車で迎えに来てくれたのだ。
2人で話すのはどれくらいぶりだろうか。
そのまま一緒にご飯を食べに行った。
僕はこの人に一生頭が上がらない。直接伝えるのは恥ずかしいのでこうやって記事にしてみようと思う。
僕の父親は現役の教師で、母親も家庭教師などをやっていた。
しかし、僕は学校が合わなかった。
僕は不登校だった。
不登校になったのは小学2年生の途中からだ。
学校が合わない、休みたいといっても、親は当然学校に行けという。
そんな期間が3ヶ月続いた。僕の人生で1番辛かった時間だ。
当時はそんなことまで考える余裕はなかったが、いまならわかる。
僕が不登校になるということは、教師としての自分を否定することになる。
僕の生まれた町は人口1万人くらいの小さな町なので、学校も1つしかない。
僕が不登校になったことは一瞬で広まる。
自分の息子が不登校であるということをみんなが知っている状態で、教師として授業を教える。
一体どんな気持ちだっただろうか。
自分の仕事を犠牲にしても、僕の気持ちを尊重してくれた親には感謝しかない。
起業するときも最初は反対されたが、最後は背中を押してくれた。
「なにをやってるのかはよくわからんけど、応援してるから頑張れよ」
いつも言ってくれる言葉だ。
僕は自分の人生をかけて証明していく。あのときの選択は間違いじゃなかったと。
最近、やりたいことがどんどん実現していく、これまで考えられなかったことがやれている。
これまで本当にたくさんの人たちに応援してもらった。浮かんでくるのはみなさんの顔です。
今日、ずっと会ってない恩人に連絡をしました。来週会ってきます。
人はいつ死ぬかわからない。
小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata)
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NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師
1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。
2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。
メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など