夏休みが終わり10月に入りましたね。
この時期の学校行事といえば体育祭や運動会。
子どもやご家庭が楽しみにしている一方で、この日が憂鬱になっている子も多いのではないでしょうか。
運動が苦手、人に見られるのが苦手など、体育祭や運動会に出たくない。
この記事を書いている僕もそうでした。
改めまして、小幡和輝と申します。
10年間の不登校経験があり、18歳で起業。今年で25歳です。
いまは自分の会社をやりながら全国100箇所で開催される不登校の経験がある人に向けたイベントの代表をしたり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
僕は運動があまり得意ではなく、運動会が好きではありませんでした。
人に見られるのも嫌いです。いい思い出があったくありません。
僕はそもそも、無理に学校に行かなくてもいいのでは?という考えですが、どうしても行かなければならないという場合もあるでしょう。
この記事では、運動が苦手な子どもに向けて運動会を乗り切る方法を紹介します。
なぜ運動会が憂鬱になるか
理由は人それぞれある前提ですが、集約すると自分が輝けないからだと思います。
運動が苦手な子どもにとって、運動会は楽しくなくて当たり前です。
だからこそ、少しでも輝ける瞬間があれば乗り切れるかもしれません。
では、輝ける瞬間はどうやって作ればいいのでしょうか。
運動が苦手ならば、どれか一つの競技に絞ろう。
運動会の練習は主に授業の体育の時間を使って行われますよね。
いろんな競技を時間を振り分けて行うので、実は一つ一つの練習時間はそんなに多くはありません。
その中で少しでも出来そうなものを探しましょう。
その一つを授業時間も含めて徹底的に練習することで、この競技では勝てるというものが作れるかもしれません。
運動能力は運動神経などの才能×練習時間です。
授業時間以外でも練習している子どもは少ないので、才能で劣る部分は時間でカバーしましょう。
1つでも得意と思える競技を作ることができれば、ちょっと気が楽になると思います。
応援など、運動以外の時間で頑張る
どうしても無理であれば、運動の時間で頑張ってみるのはどうでしょうか。
応援をいっぱい頑張れば、クラスメイトに喜んでもらえるかもしれない。
褒められるというのは輝ける瞬間ですよね。
運動会はチームやクラス対抗で行われるので、個人競技ではありません。
運動では頑張れないから、自分は応援を頑張るんだ!
そんなチーム貢献のやり方があってもいいと思うのです。
他にも昼休憩で家族と一緒にご飯を食べる時間を楽しみにするとか(僕は結構楽しみな時間でした!)、運動以外の時間での楽しみを作るのがオススメです。
どうしても無理なときに使う最後の手段
これは推奨するつもりではないですが、そもそも行かないという選択肢もあります。
僕は不登校でもいま幸せに生きていますし、学校に行くことがすべてだと思っていません。
不登校になった後の選択肢はどんどん広がっています。自宅学習で勉強できるソフトもたくさんあります。
まぁいきなり不登校というのは極端すぎると思いますので、病気ってことでいいんじゃないでしょうか。仮病がバレるとめんどくさいのでその日は家から出ない方がいいですが。
運動会なんて無理に行かなくても大丈夫だし、そもそも子どもに無茶苦茶なことをさせて運動会で怪我をさせている学校も多数あるわけです。
国連の子どもの権利条約委員会が、組体操を危険行為として審査対象にしてるってご存知ですか?にも関わらずまだ続けている学校もあるわけです。
運動会に行っても行かなくても人生にほどんど影響なんてないので、もっと軽く考えるというのが大事ですよ。
行けるそうであれば頑張ってみましょう。でも無理する必要はないという前提で、一つの競技に絞ってみたり、自分のできる範囲で頑張ってみましょう。