こんにちは!小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
受験や資格勉強をしている時「もっと頭が良くなればなあ」と考えることはありますよね。
学生のお子様がいらっしゃる方なら「子どもの頭を良くしてあげたい」と思う機会は多いのではないでしょうか。
学力が高い=頭が良いというわけではありませんが、社会でもうまく適用できるような頭の使い方を体で覚えるには、学生時代の勉強方法がとても大切です。
そこで本記事では、すぐに始められる、頭がよくなる方法を12選を徹底的に解説します!
行動を習慣化する方法や、勉強に使える3つの最先端ソフトも紹介するので、勉強する機会が多い学生さんや、子どもの学力を高めたいと考えている方はぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
- 1 すぐに始められる!頭が良くなる方法12選
- 1.1 【頭が良くなる方法1】 睡眠時間の確保
- 1.2 【頭が良くなる方法2】 食生活の改善
- 1.3 【頭が良くなる方法3】 適度な運動を心がける
- 1.4 【頭が良くなる方法4】 明確な目標設定
- 1.5 【頭が良くなる方法5】 読書
- 1.6 【頭が良くなる方法6】 人とのコミュニケーション
- 1.7 【頭が良くなる方法7】 考えをアウトプットする
- 1.8 【頭が良くなる方法8】 脳トレアプリの利用
- 1.9 【頭が良くなる方法9】 新しいことへのチャレンジ
- 1.10 【頭が良くなる方法10】 ストレスを減らす
- 1.11 【頭が良くなる方法11】 日常的に疑問を持つ
- 1.12 【頭が良くなる方法12】 諦めず前向きになる
- 2 頭が良くなる方法を習慣化させる5つのコツ
- 3 勉強を加速させるために使える最先端ソフト3選
すぐに始められる!頭が良くなる方法12選
こちらでは、すぐに使える頭がよくなる方法を12個紹介します。
あくまでも『すぐに使える』だけであって、すぐに効果がでるわけではありません。なるべく習慣化して、自分の能力を高めていきましょう。
【頭が良くなる方法1】
睡眠時間の確保
睡眠時間の確保は、頭が良くなるためには重要です。
日中に記憶した学習や練習内容を体に定着させる効果は、睡眠の後半に現れると言われています。
睡眠には「ノンレム睡眠(脳を休める)」と「レム睡眠(体を休める)」があり、この2つを行き来しているという話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
さらにノンレム睡眠にも浅い眠りと深い眠りがあり、浅い睡眠時に記憶が定着します。そして、その浅いノンレム睡眠は睡眠の後半に発生するので、睡眠時間の確保は重要なのです。
個人差がありますが、一般的には90分でノンレムとレムのサイクルが行われ、それを4~5セット行えば記憶が定着するとされています。
つまり1日に3~4時間しか眠らない人は記憶の定着が行われず、頭の良い人になりにくいのです。
よって睡眠時間の確保は、頭を良くするためには重要だと言えるでしょう。
【頭が良くなる方法2】
食生活の改善
食生活の改善も、頭が良くなる上では重要です。
脳のエネルギー源は基本的に「ブドウ糖」なので、ブドウ糖が不足してしまうと、脳がエネルギー不足に陥ってしまいます。
エネルギー不足になると集中量などの能力が低下するので、作業効率が落ちてしまうでしょう。よっていくら勉強しても頭に入らず、結果的に頭が悪く見えてしまいます。
しっかりと栄養バランスを考え、脳にエネルギーを供給することで、勉強の効率を上げることが大切です。
栄養バランスに関しては、農林水産省のHPで詳しく解説されているので、ちぇくしてみてください。
【頭が良くなる方法3】
適度な運動を心がける
勉強だけでなく、適度な運動を心がけることも大切です。
ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士の発表では『運動を行うと、運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)が分泌される』と判明しています。
また、このBDNFが、脳に栄養を送る血管を作る力を強めることが明らかになりました。
ウオーキングやランニングなどで適度に体を動かすことで、脳に栄養が行きやすくなり、勉強効率がアップします。
勉強だけを必死に行うのではなく、適度な運動を意識しましょう。
【頭が良くなる方法4】
明確な目標設定
明確な目標設定は、勉強や作業を効率よく進める上で重要です。
ゴールが決まることで、そこにたどり着くまでのスケジュールを組み立てられるので、自分が今何をすべきなのかが明確になります。また少しずつ目標へ向かっていることがわかると、モチベーションアップにもつながるでしょう。
もし目標が無いと、何から手を付けていいかがわからなくなり、すべてが中途半端になりかねません。
賢く勉強を進めるためにも、しっかりとした目標設定を行ってみてください。
【頭が良くなる方法5】
読書
読書は、頭が良くなる方法として優れています。
読書を通じて新たな知識が身につくだけでなく、読解力や言語能力がアップするからです。また活字に触れることで、脳を活性化させる効果も存在します。
実際に、読書をすることで脳機能が強化されるという実験は数多く立証されているため、効果は高いです。
とは言っても、いきなり難しい本を読むと挫折してしまう可能性が高いので、まずは好きなジャンルの本から少しずつ読み進めて行きましょう。
慣れてきたら、自分が経験したことが無いジャンルの本を読むと、より効果的です。
【頭が良くなる方法6】
人とのコミュニケーション
人とコミュニケーションを取ることも、頭が良くなる方法としてうってつけです。
会話することで、自分が物事を伝える能力が向上し、相手の話を聞いて理解する読解力が高まります。
特に会話の中でも『相手と仲良くなれたらいいな』くらいの気持ちで話をすることが重要です。実際にミシガン大学の研究では、脳の実行機能が1.8倍にも高まるという実験結果が発表されました。(参考:https://daigoblog.jp/scientific-braintraining/)
会話は脳にいい効果を与えるので、積極的にコミュニケーションを取るようにしてみてください。
【頭が良くなる方法7】
考えをアウトプットする
考えを自分の中に留めず、アウトプットする方法です。
ただ情報を自分の中にインプットするのではなく、それを人に説明したり、書き起こしたりすることで、記憶の定着率があがります。
コロンビア大学の心理学者であるアーサー・ゲイツ博士が行った実験では、小3から中2までの100人以上の子どもに、本の人物プロフィールを覚えて暗唱する指示を行いました。
この際に覚える時間(インプット)と練習する時間(アウトプット)をグループごとに分けた結果、最も高い結果を出したグループは「インプット4割・アウトプット6割」のグループでした。
つまりインプットよりも、アウトプットの比率を高めたほうが、脳の力が上昇するのです。
得た知識は人に話すなどして、どんどんアウトプットするように意識しましょう。
【頭が良くなる方法8】
脳トレアプリの利用
脳の力を向上させる、脳トレアプリの利用です。
ゲームによって脳を活性化させ、記憶力や処理能力を向上させます。
ただし『脳トレには効果が無い』という研究結果も多く、実際に利用するものは慎重に選ばなくてはなりません。
そんな中、おすすめなのはDNB(Dual N-Back)という脳トレです。DNBは実験により効果が実証されているので、継続して行うことでどんどん脳機能が向上します。
DNBはメンタリストDaiGoさんが監修したアプリで簡単にトレーニングできるので、ぜひ一度試してみてください。
【頭が良くなる方法9】
新しいことへのチャレンジ
新しいことへのチャレンジも、頭が良くなる方法として有効です。
未知の領域に飛び込むことで脳が活性化し、知識を蓄える脳領域が成長します。
またチャレンジによって経験した内容から新たな知識を得られるので、結果的に『博識な人』という印象を与えられるでしょう。
普段と同じことばかりをやるのではなく、定期的に新たな挑戦を行ってみてください。
【頭が良くなる方法10】
ストレスを減らす
日常からストレスを減らす方法です。
脳には記憶や空間学習能力に関わる『海馬』という部分があるのですが、海馬はストレスを感じるとすぐに委縮してしまいます。
つまりストレスを感じている生活が続いていると、記憶の定着が行われにくくなるのです。
対処法としては、睡眠時間をたっぷりとる、適度に運動をするなど、ストレスを感じない生活作りを考えましょう。
ストレスを減らすと脳が活性化しやすくなり、結果的に頭が良くなっていきますよ。
【頭が良くなる方法11】
日常的に疑問を持つ
頭を良くするためには、日常的に疑問を持ってみてください。
疑問を持つことで思考能力が育ち、分析する力が育ちます。
普段何気なく使っている物や行動に対しても「なぜこうなっているのだろう」と疑問を持ってみましょう。
取り組み方を少し変えるだけで、効果的に脳を使うことができますよ。
【頭が良くなる方法12】
諦めず前向きになる
諦めずに前向きになると、頭が良くなりやすいです。
困難に立ち向かっていく中で「どうすれば対処できるのか」と考えるようになります。すると思考能力が向上し、脳機能が活性化するのです。
すぐに諦めたり挫折したりすると、現状を改善する力が身に付きにくいですよね。
壁にぶつかると辛い気持ちになりますが、そこで諦めずに、何かしら打開策を考えるようにしてみてください。
頭が良くなる方法を習慣化させる5つのコツ
頭が良くなる方法を知っていたとしても、それを習慣化させなくては意味がありません。
そこでこちらでは、頭が良くなる方法を習慣化させる5つのコツについて紹介します。
【頭が良くなる習慣化のコツ1】
日常の行動にくっつける
普段の行動にやりたい事をくっつけることで、習慣化に結び付けます。
たとえば歯磨きや入浴を毎日行っている人は多いですよね。そこで「歯磨きの前に筋トレをする」「お風呂上りに柔軟をする」という形で、新しく挑戦することを結び付けてみてください。
すると行動が定着しやすくなり、続けていくうちに習慣化ができるようになりますよ。
【頭が良くなる習慣化のコツ2】
毎日のハードルをかなり低くする
毎日の習慣のハードルを低く設定することで、継続力を身に着ける方法です。
「最低でもこれくらいなら続けられる」というハードルをこなし続けると、いつの間にか意識しなくてもできるようになります。
たとえば「毎日1単語だけ英語を覚える」や「1文字でも日記を書く」などです。ハードルを下げることで、毎日続けやすくなりますよ。
【頭が良くなる習慣化のコツ3】
宣言してしまう
自分が習慣化しようとしていることを宣言する方法です。
宣言することで自分にプレッシャーをかけられるので、継続しやすくなります。宣言した後にすぐ継続できていないと、他の人から見てカッコ悪く見えますからね。
SNSで発信する、友達に言うなど、自分の中だけで思うのではなく、人に対して宣言してみてください。
【頭が良くなる習慣化のコツ4】
ゲーミフィケーションを取り入れる
行動にゲーミフィケーションを取り入れる方法です。
ゲーミフィケーションとは簡単に言うと『ゲームの要素をゲーム以外のものに取り入れること』です。
ゲームの要素が入ることで、単調に物事を継続するよりも、楽しく習慣化ができるようになります。
たとえば「ラジオ体操に出席したらスタンプがもらえて、溜まるとジュースと交換できる」という方法は、ゲームの要素を生活に取り入れていると言えるでしょう。
継続に対して自分でルールを決めて、達成した時に報酬がもらえるような仕組みを考えてみてください。
【頭が良くなる習慣化のコツ5】
罰ゲームを用意する
荒療治ではありますが、罰ゲームを用意する方法も有効な手段です。
罰ゲームを受けたくないというプレッシャーによって、物事を習慣化させます。
「〇〇が継続できないと、友達にランチをおごる」というような形で、何かしらの罰ゲームを決めてみてください。あまりに簡単な罰ゲームだと結局やらなくなるので、他人に決めてもらうのもいいかもしれませんね。
ただし、罰ゲームを作りすぎると精神的な負担が大きくなるので、習慣化までの数週間だけでも設定するようにしてみてください。
勉強を加速させるために使える最先端ソフト3選
こちらでは、勉強を加速させるために使えるソフトを3つ紹介します。
主に小学校~高校生までの勉強に対応しているので、うまく利用して学力を高めていきましょう。
1.すらら
すららは小学1年生~高校3年生までを対象にした、学習支援ソフトです。パソコンやタブレットを利用して学習を進められます。
大きな特徴として、ゲーミフィケーションを採用しており、楽しくゲームを遊んでいるような感覚で勉強が可能です。
幅広い年齢層に対応しているので、自宅で学習できるソフトが欲しいという方は、ぜひ検討してみてください。
すららについての詳しい記事はこちら!
>>【評判】すららの5つの特徴とメリットを徹底解説【不登校生におすすめ】
2.スタディサプリ
スタディサプリは、リクルートが運営しているWeb学習のサービスです。
スマートフォンやパソコンで、厳選された講師の動画を4万本近く視聴できるので、学習効果が非常に高いです。
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3.スタディプラス
スタディプラスは、全国の受験生の3人に1人が利用していると言われている、学習管理ソフトです。
勉強専用のSNSという形で運営されており、勉強時間を記録したり、コミュニティで他の受験生と交流したりと、幅広い使い方ができます。
1人だと中々続かない勉強も、仲間と交流しながら進めると楽しく継続できますよ。
目標設定やカウントダウン機能も付いているので、受験だけでなく資格勉強などにも利用可能です。
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