こんにちは!小幡和輝と申します。
ゲームのオンライン家庭教師『ゲムトレ』というサービスを運営していたり、「ゲームは人生の役に立つ」などの教育系の書籍を出版したりしております。
次にやるべき行動が思い出せなかったり、会話中に話す内容が思い浮かばなかったりすると「自分は頭の回転が遅いのかな?」と不安になりますよね。
そこ本記事では、頭の回転が遅いと言われる3つの理由や特徴を紹介したうえで、改善方法を徹底解説。
改善を手助けする脳トレアプリや書籍についても解説するので、頭の回転を速くしたいと考えている方は、ぜひ記事をご確認ください。
頭の回転が遅い人の特徴9つを解説
こちらでは、頭の回転が遅い人の特徴を7つ紹介します。
改善のためにも、どれくらい当てはまっているかチェックして、現状を認識するようにしてみてください。
- 会話のテンポがずれている
- 質疑応答が苦手
- 仕事が覚えられない
- 機転が効かない
- 複数のことを同時に進められない
- 論理的な説明が苦手
- 天然だと言われる
- 物事を覚えるスピードが遅い
- 言葉が出てこない
それぞれ見ていきましょう。
【頭の回転が遅い人の特徴1】
会話のテンポがずれている
頭の回転が遅い人は、会話のテンポが少しずれています。
相手から受け取った言葉を理解して、自分の言葉で返すまでの時間が遅くなってしまうからです。
他の人から回答を急かされたり、言葉が出ない状況をイライラされたりした経験がある人は、会話のテンポがずれていると考えましょう。
【頭の回転が遅い人の特徴2】
質疑応答が苦手
質疑応答が苦手な人は、頭の回転が遅めです。
頭の回転が遅い人であっても、しっかり準備を行っていれば、プレゼンでスラスラと話を進めることはできます。
ところが質疑応答などで、予想外の質問を聞かれると、うまく答えられないケースが多いです。
頭の回転が遅い人には、アドリブ力に自信がなく、言葉が詰まってしまうという特徴があります。
【頭の回転が遅い人の特徴3】
仕事が覚えられない
頭の回転が遅い人には、仕事が覚えられないという特徴があります。
何度聞いても同じミスをしてしまったり、よく怒られたりする場合は回転が遅いかもしれません。
ただしこれは仕事が覚えられないというよりは、思い出せないという場合が多いです。
頭の回転が遅く、覚えた内容を中々引っ張り出せないのでしょう。
【頭の回転が遅い人の特徴4】
機転が効かない
頭の回転が遅い人は、機転が効かないケースが多いです。
急なトラブルやクレームなどに対して、どのように対応すればいいのかわからずに、うろたえてしまいます。
マニュアル通りにきっちりこなすことは得意ですが、臨機応変な対応力に弱く、忙しく動き回る作業には向いていません。
機転が効かないことは、頭の回転が遅い人の特徴と言えるでしょう。
【頭の回転が遅い人の特徴5】
複数のことを同時に進められない
複数のことを同時に進められない人です。
1つの作業を進めている間に他の作業が入ると、1つ目の作業をできなくなってしまいます。
回転が速い人は1つ1つを進めるスピードが速いので、2つを同時に進めているように見えます。ところが回転が遅い人は動きが鈍く、1つやってはもう1つを進めて……という形で、同時にやっているようには見えないのです。
スピード感が無く、複数の仕事をできてないと感じている人は、回転が遅いと考えておきましょう。
【頭の回転が遅い人の特徴6】
論理的な説明が苦手
論理的な説明が苦手な場合も、頭の回転が遅いです。
論理的な説明がうまい人は、話す内容を整理して、どうすれば伝わるかを組み立てる力に優れています。反対に苦手な人は、自分が話す内容を理解するまでに時間がかかるので、論理的に話ができません。
もちろんたっぷり時間を取れば話せるのですが、日常会話の中だと中々難しですよね。
話が支離滅裂になってしまうという状況は、頭の回転が遅いと言えるでしょう。
【頭の回転が遅い人の特徴7】
天然だと言われる
よく「天然だ」と言われる人は、頭の回転が遅めです。
天然と言われる人は基本的にのんびりしていて、行動が遅いです。それは1つ1つの処理に時間がかかっているからだと言えるでしょう。
会話も少しずれていたり、何を伝えたいのかわからなかったりします。
天然だと言われた回数が多ければ多いほど、頭の回転が遅いと考えておきましょう。
【頭の回転が遅い人の特徴8】
物事を思い出すスピードが遅い
物事を思い出すスピードが遅い人も、頭の回転が遅いと言われます。
すぐに思い出そうとしても、脳の処理が追い付かず、時間がかかってしまうのです。
物の場所を聞かれたり、昔の思い出話などを話してほしいと言われた時に中々思い出せないことがあるでしょう。
物事を思い出すスピードが遅い=頭の回転が遅いと認識されてしまいます。
【頭の回転が遅い人の特徴9】
言葉が出てこない
頭の回転が遅いと言われる人は、なかなか言葉が出てきません。
会話の途中で言葉に詰まったり、急に回答を求められた時などにうまく話せなかったりと、会話での対応力が低めです。
スラスラと話すことができないので、ディベートや発表などを苦手としています。
会話中に言葉が出てきづらい人は、頭の回転が遅いと言われるでしょう。
頭の回転が遅い状態を改善する方法5選
頭の回転が遅い状態は生まれ持ったものだと思われがちですが、実は改善する方法も少なからず存在します。
本記事では、頭の回転が遅い状態を改善する方法を5つ紹介します。
- 人と会話する機会を増やす
- ワーキングメモリーを鍛える
- 頭の整理整頓をキッチリ行う
- 決断を後回しにしない
- ちゃんと良質な睡眠をとる
それぞれ確認しましょう。
【頭の回転が遅い状態の改善法1】
人と会話する機会を増やす
頭の回転が遅い状態を改善するには、人と会話をする機会を増やしましょう。
会話は反応の速さ重要なので、しっかりコミュニケーションが取れるようになると、必然的に頭の回転が速くなります。
たとえば早口な人との会話を増やしてみたり、4~5人で話す機会を増やしたりしてみてください。
ちゃんと会話についていけるようになれば、頭の回転はグッと速くなっていますよ。
【頭の回転が遅い状態の改善法2】
ワーキングメモリーを鍛える
ワーキングメモリーを鍛えるという方法です。
ワーキングメモリーとは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力のことを指します。会話や読み書きなどを管理しており、日常生活には欠かせない能力と言えます。
ワーキングメモリは基本的に一時的な情報だけを保存する場所なので、容量はそこまで多くありません。
ところがうまくトレーニングを重ねれば、少しずつ容量が増えることがわかっています。
脳トレソフトなどを駆使して、一時的な記憶処理能力をアップさせましょう。
【頭の回転が遅い状態の改善法3】
頭の整理整頓をキッチリ行う
頭の整理整頓をキッチリと行う方法です。
頭の回転が遅い人は、色々なことを頭で考えすぎるせいで、脳の処理が遅れている可能性があります。
無意識に脳のメモリーを使っているので、急な処理に耐えられなくなり、反応が遅くなるのです。
なので1つ1つの物事をキッチリと解決して、常に頭の中を整理整頓しておきましょう。
脳をリフレッシュするために、ストレス解消になる趣味を持っておくといいかもしれませんね。
日頃から頭の中の整理整頓を行うようにしましょう。
【頭の回転が遅い状態の改善法4】
決断を後回しにしない
決断を後回しにしないことも、頭の回転を向上させるために重要です。
頭の回転が遅い人は、色々な回答を後回しにするクセがあります。ゆっくり考えたうえで結論を出そうと考えるからですね。
もちろんそれも悪くは無いのですが、回転力をあげたいなら、即決する力もつけましょう。
「〇〇秒以内に決断する」というルールを自分で決めておいて、なるべくその中で決断を進めます。
すると物事に対する対応力があがり、結果的に頭の回転が速い人のように感じられますよ。
【頭の回転が遅い状態の改善法5】
ちゃんと良質な睡眠をとる
ちゃんと良質な睡眠をとることも、頭の回転を保つには重要です。
寝不足におちいると、脳に酸素が行き届かなくなり、活動能力が落ちてしまいます。
ゆっくりと睡眠を取って、脳をリフレッシュすることは重要です。
頭の回転が遅い状態を改善するアプリ3選
こちらでは、頭の回転が遅い状態を改善するアプリを3つ紹介します。
- DNB
- PEAK(ピーク)
- 脳力+ 支払い技術検定
それぞれ解説します。
【改善するアプリ1】
DNB
DNBは、メンタリストDaiGoさんが監修している脳トレアプリです。
1日15分トレーニングを続けるだけで、ワーキングメモリーが強化されます。
実際に大学の研究で、このアプリと同じトレーニングを1日15分、1ヶ月間継続したところ、IQが5ポイントも上昇したとの結果が出ました。
実験で効果が実証されている脳トレアプリなので、やってみる価値はありますよ
【改善するアプリ2】
PEAK(ピーク)
PEAK(ピーク)は、脳トレアプリとして非常に人気を集めているアプリです。
脳神経科学者と共同で開発されており、30以上のゲームを用いて、脳機能を強化できます。
記憶力、注意力、問題解決力、集中力、言語力などを鍛えられるゲームが多数含まれているので、総合的に能力を高めたい方は、ぜひアプリを試してみてください。
【改善するアプリ3】
脳力+ 支払い技術検定
脳力+ 支払い技術検定は、100万人以上がダウンロードした実績のある脳トレアプリです。
プレイヤーはお金を支払うという設定で、最も効率のよいお釣りの受け取り方を瞬時に判断してお金を用意します。
それだけのシンプルなゲームですが、けっこう頭を使うので、楽しんで取り組めますよ。
ゲーム感覚で脳トレがしたい方は、ぜひ試してみてください。
頭の回転が遅い状態を改善する書籍3選
こちらでは、頭の回転が遅い状態を改善する書籍を3つ紹介します。
- 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方
- 脳が冴える15の習慣
- 頭の回転が速い人の話し方
いずれも人気の本なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【改善する書籍1】
頭の回転が50倍速くなる脳の作り方/苫米地英人
頭の回転が50倍速くなる脳の作り方では、大人の能がなぜ学習できないのかの説明から始まります。
そして本を読み進めることで、大人の能をスキルを習得しやすくなる子供の能に変換し、学習能力を高められるスキルを身に着けられます。
最先端の機能脳科学を用いて「速読術」「記憶術」「勉強術」を学べるので、様々なスキルを身に着けるスピードが上がりますよ。
【改善する書籍2】
脳が冴える15の習慣/築山 節
脳が冴える15の習慣では、記憶力や集中力、思考力が鈍くなっている脳を活性化し、改善するためのトレーニング方法を紹介しています。
脳にどのような習慣がいいのかということを説明するだけなく、なぜこの習慣が脳にいいのかという理由までしっかり解説してくれるので、理解がしやすいです。
- 作業に取り掛かる前に時間を決める
- 忙しい時ほど机の整理をする
- 面白いことは誰かに聞かせようと思いながら生きる
など、即効性の高い方法が目白押しです。
【改善する書籍3】
頭の回転が速い人の話し方/岡田斗司夫
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頭の回転が速い人の話し方では、とにかく会話術に重点を置いています。
頭の回転が速い人ほど、会話力が優れていますよね。つまり会話力を鍛える=頭の回転が速くなるという図式が浮かび上がります。
本の中では、2つの会話術だけを説明しています。
- ユニバーサル・トーク
- 戦闘思考力
何種類もテクニックを乗せている話し方の本は多いですが、この本ではわずか2種類だけで、会話術をかなり向上させることができるのです。
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