こんにちは!小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
お子様が不登校になった際に、フリースクールに通わせようと考えている方は多いです。
そこで本記事では、熊本にあるフリースクール5個を一挙に紹介します。
実際にフリースクールに通っていた僕が、通うメリットやデメリットについても説明するので、ぜひ参考にして、お子様にとって最も良い道を選んであげてください。
熊本にあるフリースクール5個を一挙紹介!
【熊本のフリースクール1】
NPO法人フリースクール地球子屋
学校に行かないことで不安に思ったり、責められたりしてしていませんか? フリースクール地球子屋は、子どもたちの気持ちを大切にしながら、一人ひとりに合わせて対応をご家族と考えていきます。安心・安全にいられる場所で同じような子どもたちとまずは一緒に過ごすことから始めてみませんか?
住所 | 熊本市中央区上林町3-34上通ニューコーポ2階 |
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対象年齢 | 10歳から18歳の子ども (年齢からははずれるけれどもフリースクール地球子屋に関わりたい、利用したい人はお問合せください!) |
費用 | 1回 1日のみの利用 2,000円/回 週1回 月4回までの利用 5,000円/月 週2回 月8回までの利用 10,000円/月 週3回 月12回までの利用 15,000円/月 週4回 月16回以上の利用 20,000円/月 |
URL | http://terakko.org/ |
【熊本のフリースクール2】
くまもと学習支援ネットワーク フリースクール「青山教室」
特別非営利活動法人「くまもと学習支援ネットワーク」は、継続的に専門的に不登校支援を行っている民間の会社です。
学校へ行けなくなってしまった方への学校復帰のお手伝いや、一人一人に合わせた「これから」をご提案させていただいています。
フットワークが軽く、家庭や依頼主の要望に沿った支援が行える事が特徴です。1,000名以上の支援経験があります。
「くまもと学習支援ネットワーク」では、現在フリースクール青山教室や無料の学習会を開催したり、家庭訪問のホームカウンセラーを行ったり様々な活動を行っています。
住所 | 熊本市中央区神水1丁目15-9 |
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対象年齢 | 年齢に関係なく、誰でも利用可 |
費用 | 入学費3,240円 / 月額 8,800円〜 ※世帯収入に応じて減額可能 |
URL | https://kumagaku.net/about/ |
【熊本のフリースクール3】
フリースクール&サポート校くまもと学院
「くまもと学院」は、すべての子どもや若者の居場所づくりと人間力アップを目指して平成21年10月に「不登校」や高卒を目指す人の学びの場として開設しました。
特に児童発達支援では、就学前のお子様に対する「言語指導」や「小学校入学を前にした諸準備指導」等を行って参ります。
住所 | 熊本県合志市須屋2185-2 |
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対象年齢 | フリースクール:小学生~一般 高卒コース:提携する通信制高校へ入学する方 |
費用 | 共通 登録料:1万円(初年度のみ) 入校金:3万円(初年度のみ) フリースクール: 年額12万円(月額1万円) 高卒コース:年額24万円(月額2万円) |
URL | http://www.kecd.net/free.html |
【熊本のフリースクール4】
フリースクール さなぎのもり/ そだちば
「通っている学校に居場所が見つけられない」そんな小学生、中学生が過ごせる場所を作りたい、そんな思いから始まったフリースクール。現在は週3回、火曜日・水曜日・金曜日に開校しています。
御船町の山あい、のどかな棚田の風景を見渡せる場所にある、木の温もりを感じられる平屋。ここで、スタッフと一緒に学習をしたり、昼食を囲んだり、興味のあることを一緒に見つけたり…。
『さなぎのもり』は、あなたがあなたらしく過ごすためのお手伝いを致します。
住所 | 熊本県上益城郡御船町上野1587 |
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対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
費用 | 利用料金: 体験 1000円 登録 2000円 月額 20000円 1日利用 2000円 |
URL | http://seikatsukyouiku.upper.jp/program.html |
【熊本のフリースクール5】
e.a.o. チャイルズ コミュニケーション スクール
e.a.o. チャイルズ コミュニケーション スクールは、
子どもたちの人生において役に立つ、人との関わり方の基礎力を身に付けるところです。
“e.a.o.” Develops Interpersonal Relationship Skills for Life.
e.a.o.は子どもたちが“ドヤ顔”を作っていくステップを表しています。
住所 | 熊本市南区江越1丁目24-21 |
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対象年齢 | 小学1~6年生 |
費用 | |
URL | https://eaoschool.com/ |
※上記は記事執筆時点での内容ですので、詳細は運営団体にお問い合わせをお願いします。
紹介した中で気に入るものがなかった場合や、そもそもお住いの地域になかった場合は、クラスジャパンをオススメします。
クラスジャパン小中学園は、不登校でも出席扱いを目指せるオンラインフリースクールです。文科省の通知に沿って学校と連携し、在宅学習のサポートを行います。
スタディサプリやすららといった、たくさんのオンライン教材の中から自分のあった教材を選択し、生徒一人ひとりの性格や個性に合わせて選ばれるネット担任が学習をしっかりサポートします。
また、プログラミングやeスポーツなどの部活も充実しており、学校でやれることはすべてできるフリースクールと言えます。
最近広がってきた出席扱い制度はクラスジャパン小中学園が先駆けとなって行ってきた取り組みで、自治体や学校の出席扱いのガイドライン作成から作っている事例も多いです。
すべてオンラインで運営しているため、運営コストも削減されており、一般的なフリースクールよりも安価なので費用面からもオススメです。
ちなみに、フリースクールではありませんが、僕が運営しているゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」ではフリースクールの役割を代用することが可能です!
・ゲームのトレーニング時間は朝なので、規則正しい生活になる(朝ゲーで昼夜逆転を解消)
・ゲームには脳を鍛える効果があるので、集中力や情報処理能力が向上(囲碁や将棋と同じと考えてもらえると。)得意を伸ばすことで自己肯定感も高まる。
・自宅から全国のゲムトレ生徒と繋がれるので、安心できるコミュニティでゲーム仲間ができる(ゲムトレ親の会も人気です。)
ということで、不登校のお子さんもたくさんご利用いただいてます。
体験会もやってますので、一度チェックしてみていただけると!
フリースクールに通う3つのメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのメリットを紹介します。
- 新しい居場所ができる
- 同じ価値観を持った友達ができる
- 色々な年代の人と交流できる
【フリースクールのメリット1】
新しい居場所ができる
フリースクールの大きなメリットは、新しい居場所ができるという点です。
そもそも、学校の役割は勉強とコミュニティだと僕は思っています。勉強はすららなどの家庭学習ソフトを使えば補えますが、コミュニティづくりに関しては中々難しいですよね。
そこでフリースクールに行けば新しい居場所が作れるので、学校で嫌な思いをしたお子様が元気を取り戻すためにも、通うメリットは大きいです。
【フリースクールのメリット2】
同じ価値観を持った友達ができる
フリースクールでは、同じ価値観を持った友達ができます。
スクールに通う子は、みんな何かしらの悩みやづまづいた経験を持っています。なので同じ痛みを共有できるような感覚になるんですよね。
実際に僕が通っていたフリースクールでは、いじめは起きませんでした。今でも仲が良くて、時々遊ぶこともあります。
同じ価値観を持った友達ができるというのは、フリースクールの大きなメリットでしょう。
【フリースクールのメリット3】
色々な年代の人と交流ができる
フリースクールでは、色々な年代の人と交流ができます。
スクールは基本的に小規模で運営されているので、年齢で分けられていません。
なので同じ教室に小学生と高校生が一緒にいることも普通にあり得ます。このような状況は、学校では経験できないですよね。
色々な年代の人と交流して、自分の価値観を広げられるのは、フリースクールのメリットと言えるでしょう。
フリースクールに通う3つのデメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのデメリットを紹介します。
- 経済的な負担が大きい
- 出席扱いにならない可能性がある
- 学校の勉強についていけるようになるとは限らない
それぞれ確認しましょう。
【フリースクールのデメリット1】
経済的な負担が大きい
フリースクールに通うことは、親にとって経済的な負担が大きいです。
場所によりますが、入会金で5万円、月額で3~4万円くらいが平均となっています。トータルすると年間で50万円くらいかかってしまうので、かなり家計に響きますよね。
特に公立の学校に通っていたお子様だと、元々の金額が少ない分、一気に負担額が増えるように感じます。
「通わせたくても、金銭面で通わせられない」という家庭もあるほど、経済的な負担が大きいです。
【フリースクールのデメリット2】
出席扱いにならない可能性がある
フリースクールに通っても、元の学校で出席扱いにならない可能性があります。
文部科学省が示す要件を満たしているフリースクールであれば、在籍している学校を出席扱いにできるという施策は、1992年から存在します。
ところが最終的には在籍する学校の校長先生が判断することなので、認められない限り出席扱いにはなりません。
学校の出席扱いになるから通わせるという考え方だと、万が一の可能性があることだけは覚えておいてください。
また出席扱いに重点を置きたいのであれば、家庭学習ソフトの『すらら』でも適用される場合があります。こちらのほうが費用がグッと抑えられるので、興味がある方はチェックしてみてください。
【フリースクールのデメリット3】
学校の勉強についていけるようになるとは限らない
フリースクールに通ったからといって、学校の勉強についていけるようになるとは限りません。
フリースクールは少人数の生徒しかいないので、基本的には個々の学力に応じた勉強スケジュールを立てます。
つまり学校の授業に合わせてカリキュラムを組まないので、学校の勉強スピードより遅い可能性も十分にあるでしょう。
フリースクール=学校の代用というイメージを持っている人は多いですが、まったく違うものだということは覚えておきましょう。