こんにちは!小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
お子様が不登校になった際に、フリースクールに通わせようと考えている方は多いです。
そこで本記事では、奈良にあるフリースクール5個を一挙に紹介します。
実際にフリースクールに通っていた僕が、通うメリットやデメリットについても説明するので、ぜひ参考にして、お子様にとって最も良い道を選んであげてください。
奈良にあるフリースクール5個を一挙紹介!
【奈良のフリースクール1】
奈良YMCA
YMCA(Young Men`s Christian Association)は1844年にロンドンで誕生して以来、全世界に広まり、現在では120の国と地域に組織された国際的青少年団体です。YMCAは、地域のニーズに応え、生涯にわたる学習、語学教育、国際理解教育、幼児教育、野外活動、健康教育、ボランティア活動等を通じて青少年の人格向上とその精神・知性・身体の調和と発達を願い、キリスト教に示された愛と奉仕の生き方を分かち合うことを目的とし、民間の非営利公益法人として活動しています。
住所 | 奈良市西大寺国見町2-14-1 |
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対象年齢 | 小・中・高校生 |
費用 | 入会金 3,000円 小年会費 2,400円 学費 50,200円/月 |
URL | https://www.naraymca.or.jp/ |
【奈良のフリースクール2】
Let’s レッツ学習塾
私たちの子どもへの思いが、少しでも子どもたちの心をゆり動かし、子どもたちの可能性の芽を育成する一助になればと思います。 そして、そうすることにより地域社会に貢献したいと思っています。 ある時には子どもたちと語り合い、認め合い、励ましあいたいと思います。保護者の方とは、一緒に子供たちを成長させたい、 子供たちとは、一緒に悩みを共有していきたいと考えています。 良くないことが起きても、他人のせいにしたり、言い訳をしたりしない人間、そして堂々と自分の言動に責任が持てる人間に成長してもらいたいのです。
住所 | 奈良県橿原市内膳町4-4-3 |
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対象年齢 | 小学生から中学生 |
費用 | 入会費:16,500円 指導料:16,500円~(コースにより異なる) |
URL | http://web1.kcn.jp/lets_gakushu_juku/#pageLink00 |
【奈良のフリースクール3】
フリースペースSAKIWAI
「フリースペースSAKIWAI」(火曜日の居場所)では、生きづらさ(不登校・ひきこもり・ニート・発達障害等)を抱えた女性たちが安心して過ごせる居場所を提供しています。
親たちが悩みや体験を語り合う交流の場・「ふきのとうの会」(奈良の不登校・ひきこもりを考える親たちの会)もあります。
住所 | 奈良県奈良市芝辻町2-11-16 圭真ビル401 |
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対象年齢 | 生きづらさ(不登校・ひきこもり・発達障害・ニート)を抱えた女性 |
費用 | 見学・相談料:1,000円 体験入会:20才未満:1回1,000円。20才以上:1回500円 20才未満の会員月会費 基本料金 5,000円+1000円×参加日数 20才以上の会員月会費 基本料金1ヶ月5,000円、参加費1回500円 |
URL | https://sakiwai.jimdo.com/ |
【奈良のフリースクール4】
フリースクール奈良スコーレ
『フリースクール奈良スコーレ』は、
①主体的で自由な学び、②多様な人との出会い、③さまざまな体験
もテーマに活動しています。
住所 | 奈良県磯城郡田原本町八尾643 |
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対象年齢 | 記載なし |
費用 | 入学金 30,000円 メンバー(いつでも通うことができます) 35,000円/1か月 ビジター(月4回まで)登録料:5,000円/1か月 学費:5,000円/1日 |
URL | https://www.naraschole.com/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B C%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-1/ |
【奈良のフリースクール5】
NPO法人BLOOM(ブルーム)
「全国の不登校を減らしたい」をコンセプトに、NPO法人BLOOM(ブルーム)では、ひきこもり・不登校・非行・ニート・若年無業者等の諸問題を抱える青少年を対象に、関西圏(大阪・神戸・京都・奈良・和歌山・滋賀)だけではなく全国から不登校やひきこもりがちな若者たちへの自立援助・自立支援を行なっております。共同生活(寮)・通所事業 居場所・フリースクール・フリースペースを提供し、個別相談、家庭訪問、就労支援、自立塾サポートを展開止む負えない事情より高校中退、教育を受けられなかった方へ、高卒資格の取得が可能な学習カリキュラムの提供を行なっております。
住所 | 奈良県大和高田市旭南町1-40 |
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対象年齢 | 諸問題を抱える青少年 |
費用 | 正会員:入会金 3,000円 会費年額 1口 5,000円 ユーザー会員:入会金 3,000円 会費年額1口 5,000円 賛助会員:入会金 無料 会費年額 1口 4,000円 |
URL | http://npobloom.com/ |
※上記は記事執筆時点での内容ですので、詳細は運営団体にお問い合わせをお願いします。
紹介した中で気に入るものがなかった場合や、そもそもお住いの地域になかった場合は、クラスジャパンをオススメします。
クラスジャパン小中学園は、不登校でも出席扱いを目指せるオンラインフリースクールです。文科省の通知に沿って学校と連携し、在宅学習のサポートを行います。
スタディサプリやすららといった、たくさんのオンライン教材の中から自分のあった教材を選択し、生徒一人ひとりの性格や個性に合わせて選ばれるネット担任が学習をしっかりサポートします。
また、プログラミングやeスポーツなどの部活も充実しており、学校でやれることはすべてできるフリースクールと言えます。
最近広がってきた出席扱い制度はクラスジャパン小中学園が先駆けとなって行ってきた取り組みで、自治体や学校の出席扱いのガイドライン作成から作っている事例も多いです。
すべてオンラインで運営しているため、運営コストも削減されており、一般的なフリースクールよりも安価なので費用面からもオススメです。
ちなみに、フリースクールではありませんが、僕が運営しているゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」ではフリースクールの役割を代用することが可能です!
・ゲームのトレーニング時間は朝なので、規則正しい生活になる(朝ゲーで昼夜逆転を解消)
・ゲームには脳を鍛える効果があるので、集中力や情報処理能力が向上(囲碁や将棋と同じと考えてもらえると。)得意を伸ばすことで自己肯定感も高まる。
・自宅から全国のゲムトレ生徒と繋がれるので、安心できるコミュニティでゲーム仲間ができる(ゲムトレ親の会も人気です。)
ということで、不登校のお子さんもたくさんご利用いただいてます。
体験会もやってますので、一度チェックしてみていただけると!
フリースクールに通う3つのメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのメリットを紹介します。
- 新しい居場所ができる
- 同じ価値観を持った友達ができる
- 色々な年代の人と交流できる
【フリースクールのメリット1】
新しい居場所ができる
フリースクールの大きなメリットは、新しい居場所ができるという点です。
そもそも、学校の役割は勉強とコミュニティだと僕は思っています。勉強はすららなどの家庭学習ソフトを使えば補えますが、コミュニティづくりに関しては中々難しいですよね。
そこでフリースクールに行けば新しい居場所が作れるので、学校で嫌な思いをしたお子様が元気を取り戻すためにも、通うメリットは大きいです。
【フリースクールのメリット2】
同じ価値観を持った友達ができる
フリースクールでは、同じ価値観を持った友達ができます。
スクールに通う子は、みんな何かしらの悩みやづまづいた経験を持っています。なので同じ痛みを共有できるような感覚になるんですよね。
実際に僕が通っていたフリースクールでは、いじめは起きませんでした。今でも仲が良くて、時々遊ぶこともあります。
同じ価値観を持った友達ができるというのは、フリースクールの大きなメリットでしょう。
【フリースクールのメリット3】
色々な年代の人と交流ができる
フリースクールでは、色々な年代の人と交流ができます。
スクールは基本的に小規模で運営されているので、年齢で分けられていません。
なので同じ教室に小学生と高校生が一緒にいることも普通にあり得ます。このような状況は、学校では経験できないですよね。
色々な年代の人と交流して、自分の価値観を広げられるのは、フリースクールのメリットと言えるでしょう。
フリースクールに通う3つのデメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのデメリットを紹介します。
- 経済的な負担が大きい
- 出席扱いにならない可能性がある
- 学校の勉強についていけるようになるとは限らない
それぞれ確認しましょう。
【フリースクールのデメリット1】
経済的な負担が大きい
フリースクールに通うことは、親にとって経済的な負担が大きいです。
場所によりますが、入会金で5万円、月額で3~4万円くらいが平均となっています。トータルすると年間で50万円くらいかかってしまうので、かなり家計に響きますよね。
特に公立の学校に通っていたお子様だと、元々の金額が少ない分、一気に負担額が増えるように感じます。
「通わせたくても、金銭面で通わせられない」という家庭もあるほど、経済的な負担が大きいです。
【フリースクールのデメリット2】
出席扱いにならない可能性がある
フリースクールに通っても、元の学校で出席扱いにならない可能性があります。
文部科学省が示す要件を満たしているフリースクールであれば、在籍している学校を出席扱いにできるという施策は、1992年から存在します。
ところが最終的には在籍する学校の校長先生が判断することなので、認められない限り出席扱いにはなりません。
学校の出席扱いになるから通わせるという考え方だと、万が一の可能性があることだけは覚えておいてください。
また出席扱いに重点を置きたいのであれば、家庭学習ソフトの『すらら』でも適用される場合があります。こちらのほうが費用がグッと抑えられるので、興味がある方はチェックしてみてください。
【フリースクールのデメリット3】
学校の勉強についていけるようになるとは限らない
フリースクールに通ったからといって、学校の勉強についていけるようになるとは限りません。
フリースクールは少人数の生徒しかいないので、基本的には個々の学力に応じた勉強スケジュールを立てます。
つまり学校の授業に合わせてカリキュラムを組まないので、学校の勉強スピードより遅い可能性も十分にあるでしょう。
フリースクール=学校の代用というイメージを持っている人は多いですが、まったく違うものだということは覚えておきましょう。