こんにちは!小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
お子様が不登校になった際に、フリースクールに通わせようと考えている方は多いです。
そこで本記事では、群馬にあるフリースクール5個を一挙に紹介します。
実際にフリースクールに通っていた僕が、通うメリットやデメリットについても説明するので、ぜひ参考にして、お子様にとって最も良い道を選んであげてください。
群馬にあるフリースクール5個を一挙紹介!
【群馬のフリースクール1】
フリースクールこらんだむ
フリースクールこらんだむは学校に行きたくても行けない、
行きたくない日がある…といった子どもを対象に安心して過ごせる居場所を提供しています。現在前橋市だけではなく、高崎・伊勢崎・太田から居場所を求める子どもたちが集まっています。
住所 | 群馬県前橋市表町2丁目3-6 前橋第一ビル4階 |
---|---|
対象年齢 | 小学生~高校生 |
費用 | 体験費 3,000円 ※3日間体験可能 入会金 50,000円 ※分割払可 会 費 会員コース 33,000円/月 準会員コース 12,000円/月 |
URL | https://www.korandom.com/ |
【群馬のフリースクール2】
ぐんま里山学校
里山学校は、変化していくこれからの時代を生きていくのに不可欠な、”生き抜く力”を身に着けるための学校です。 しかしながら、教育というものには、正解がありません。同じ活動をしても、そこから学ぶことは一人ひとり違います。私たちもまた自問自答の日々ですが、子ども達一人ひとりと向きあい、スタッフ・ご家庭・本人との話し合いを持って、どのような関わりをするのか、方向性を決めていきたいと思います。
住所 | 群馬県高崎市上室田町2591 |
---|---|
対象年齢 | 小学生〜高校生 |
費用 | 入会費:30,000円 月会費:12,000円/月~(コースにより異なる) |
URL | https://school.satoyama.site/ |
【群馬のフリースクール3】
ホワイトロック
もし学校に行けなくても、クライミングを通して自信やコミュニケーションを取る事が出来ていれば、自身の将来を築いて行く事につながるのではないでしょうか?そんな生徒の成長を見守る場にしたいと思っています。
住所 | 群馬県高崎市上佐野町330 |
---|---|
対象年齢 | 小学生〜中学生 |
費用 | 要問い合わせ |
URL | https://peraichi.com/landing_pages/view/climbing/ |
【群馬のフリースクール4】
おやこフリースクール
おやこフリースクールは、一般的なフリースクールが持つ「子どもたちの居場所」という役割だけでなく、心理士常駐サポートのもと、社会(学校)に戻ることを一番の目的として、傷ついた心をいやし人格の成長をメインテーマとしている数少ないフリースクールです。
住所 | 群馬県富岡市星田383 |
---|---|
対象年齢 | 12歳~20歳くらい |
費用 | 入会費:なし 月会費:50,000円/月~(コースにより異なる) |
URL | https://oyako-school.com/ |
【群馬のフリースクール5】
アリスの広場
アリスの広場は、不登校やひきこもりの若者が家から一歩外へ踏み出すことを目的とした、好きな時に訪れて、安心して自由に過ごせる居場所です。
2014年から開いています。
中学1年から6年間、不登校・ひきこもりだった元当事者が運営しています。
住所 | 群馬県前橋市千代田町4-18-4 |
---|---|
対象年齢 | おおむね30歳まで |
費用 | 入会費:なし 月会費:50,000円/月~(コースにより異なる) |
URL | https://www.npo-alice.org/ |
※上記は記事執筆時点での内容ですので、詳細は運営団体にお問い合わせをお願いします。
紹介した中で気に入るものがなかった場合や、そもそもお住いの地域になかった場合は、クラスジャパンをオススメします。
クラスジャパン小中学園は、不登校でも出席扱いを目指せるオンラインフリースクールです。文科省の通知に沿って学校と連携し、在宅学習のサポートを行います。
スタディサプリやすららといった、たくさんのオンライン教材の中から自分のあった教材を選択し、生徒一人ひとりの性格や個性に合わせて選ばれるネット担任が学習をしっかりサポートします。
また、プログラミングやeスポーツなどの部活も充実しており、学校でやれることはすべてできるフリースクールと言えます。
最近広がってきた出席扱い制度はクラスジャパン小中学園が先駆けとなって行ってきた取り組みで、自治体や学校の出席扱いのガイドライン作成から作っている事例も多いです。
すべてオンラインで運営しているため、運営コストも削減されており、一般的なフリースクールよりも安価なので費用面からもオススメです。
ちなみに、フリースクールではありませんが、僕が運営しているゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」ではフリースクールの役割を代用することが可能です!
・ゲームのトレーニング時間は朝なので、規則正しい生活になる(朝ゲーで昼夜逆転を解消)
・ゲームには脳を鍛える効果があるので、集中力や情報処理能力が向上(囲碁や将棋と同じと考えてもらえると。)得意を伸ばすことで自己肯定感も高まる。
・自宅から全国のゲムトレ生徒と繋がれるので、安心できるコミュニティでゲーム仲間ができる(ゲムトレ親の会も人気です。)
ということで、不登校のお子さんもたくさんご利用いただいてます。
体験会もやってますので、一度チェックしてみていただけると!
フリースクールに通う3つのメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのメリットを紹介します。
- 新しい居場所ができる
- 同じ価値観を持った友達ができる
- 色々な年代の人と交流できる
【フリースクールのメリット1】
新しい居場所ができる
フリースクールの大きなメリットは、新しい居場所ができるという点です。
そもそも、学校の役割は勉強とコミュニティだと僕は思っています。勉強はすららなどの家庭学習ソフトを使えば補えますが、コミュニティづくりに関しては中々難しいですよね。
そこでフリースクールに行けば新しい居場所が作れるので、学校で嫌な思いをしたお子様が元気を取り戻すためにも、通うメリットは大きいです。
【フリースクールのメリット2】
同じ価値観を持った友達ができる
フリースクールでは、同じ価値観を持った友達ができます。
スクールに通う子は、みんな何かしらの悩みやづまづいた経験を持っています。なので同じ痛みを共有できるような感覚になるんですよね。
実際に僕が通っていたフリースクールでは、いじめは起きませんでした。今でも仲が良くて、時々遊ぶこともあります。
同じ価値観を持った友達ができるというのは、フリースクールの大きなメリットでしょう。
【フリースクールのメリット3】
色々な年代の人と交流ができる
フリースクールでは、色々な年代の人と交流ができます。
スクールは基本的に小規模で運営されているので、年齢で分けられていません。
なので同じ教室に小学生と高校生が一緒にいることも普通にあり得ます。このような状況は、学校では経験できないですよね。
色々な年代の人と交流して、自分の価値観を広げられるのは、フリースクールのメリットと言えるでしょう。
フリースクールに通う3つのデメリット
こちらでは、フリースクールに通う3つのデメリットを紹介します。
- 経済的な負担が大きい
- 出席扱いにならない可能性がある
- 学校の勉強についていけるようになるとは限らない
それぞれ確認しましょう。
【フリースクールのデメリット1】
経済的な負担が大きい
フリースクールに通うことは、親にとって経済的な負担が大きいです。
場所によりますが、入会金で5万円、月額で3~4万円くらいが平均となっています。トータルすると年間で50万円くらいかかってしまうので、かなり家計に響きますよね。
特に公立の学校に通っていたお子様だと、元々の金額が少ない分、一気に負担額が増えるように感じます。
「通わせたくても、金銭面で通わせられない」という家庭もあるほど、経済的な負担が大きいです。
【フリースクールのデメリット2】
出席扱いにならない可能性がある
フリースクールに通っても、元の学校で出席扱いにならない可能性があります。
文部科学省が示す要件を満たしているフリースクールであれば、在籍している学校を出席扱いにできるという施策は、1992年から存在します。
ところが最終的には在籍する学校の校長先生が判断することなので、認められない限り出席扱いにはなりません。
学校の出席扱いになるから通わせるという考え方だと、万が一の可能性があることだけは覚えておいてください。
また出席扱いに重点を置きたいのであれば、家庭学習ソフトの『すらら』でも適用される場合があります。こちらのほうが費用がグッと抑えられるので、興味がある方はチェックしてみてください。
【フリースクールのデメリット3】
学校の勉強についていけるようになるとは限らない
フリースクールに通ったからといって、学校の勉強についていけるようになるとは限りません。
フリースクールは少人数の生徒しかいないので、基本的には個々の学力に応じた勉強スケジュールを立てます。
つまり学校の授業に合わせてカリキュラムを組まないので、学校の勉強スピードより遅い可能性も十分にあるでしょう。
フリースクール=学校の代用というイメージを持っている人は多いですが、まったく違うものだということは覚えておきましょう。