Z会小学生コースはレベルが高いと評判で、難関大学出身者の多くが習っていることでも有名な通信教育です。
でもどんな学習内容なのか、実際の体験者の口コミなど気になりますよね。
ここでは、Z会小学生コースについて以下の内容を親目線で徹底的に調べ上げました。
- 学習内容
- 料金
- 評判や口コミ
- メリットデメリット
- 他の通信教育との比較
- 申し込み方法
Z会の内容や特徴について詳しく説明しますので、お子さんがZ会に合っているのかぜひ読んでみて判断してください。
今なら資料請求だけで、学年ごとの問題集を無料でもらえます。期間限定なので気になる方は今すぐチェックしましょう。
目次
- 1 Z会小学生コースとは
- 2 小学生コース(スタンダード・ハイレベル)
- 3 小学生タブレットコース(小学1〜6年生)
- 4 中学受験コース(小学3〜6年生)
- 5 Z会小学生コースの料金
- 6 Z会小学生コースの良い口コミ
- 7 Z会小学生コースの悪い口コミ
- 8 Z会小学生コースのメリット
- 9 Z会小学生コースのデメリット
- 10 Z会小学生コースのタブレットと紙の違い
- 11 Z会中学受験コースの内容とレベルは?
- 12 Z会小学生コースと他の通信教育とを徹底比較
- 13 Z会小学生コースが向いている子は?
- 14 Z会小学生コースが向いていない子は?
- 15 Z会小学生コースの資料請求方法
- 16 学校の授業よりも上を目指すならZ会小学生コースがおすすめ
Z会小学生コースとは
運営会社 | (株)Z会 |
使用端末 | ・紙 ・iPad(1〜6年生) ・Android(1〜2年生のみ) |
コース | ・小学生コース(スタンダード・ハイレベル) ・小学生タブレットコース ・中学受験コース |
教科 | ・国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・プログラミング ・総合学習 |
料金 | 月額2,992〜7,480円 |
特徴 | ・レベルの高い問題 ・保護者用解説付き ・担任制でフォロー ・全教科で添削 ・1科目から受講できる ・総合学習の教科がある ・中学受験コースがある |
Z会小学生コースは、考える力を養う良問と細やかなサポートで、中学受験でも完全対応できるるほど完成度の高い通信教育です。
Z会受講者だけでも2020年度の東大・京大合格者は2,084人。また、顧客満足度調査でも3年連続No1と、通信教育の実績は間違いありません。
また、Z会はレベルが高くて大変と言われますが、小学生コースから始めれば難易度はそれほど高くありません。コツコツと続けることで、中学受験が視野に入るほどのレベルアップも可能です。
Z会のコースは3つあり、さらに小学生コースには2つのレベルに分かれます。
- 小学生コース(スタンダード・ハイレベル)
- タブレットコース
- 中学受験コース
以下でそれぞれ詳しく解説します。
小学生コース(スタンダード・ハイレベル)
小学生コースは基本的に紙ベースの通信教育です。
小学生コースは、小学1・2年生と小学3〜6年生で内容に大きな違いがあるので、それぞれ分けて説明します。
小学生コース(1・2年生)
小学1〜2年生までで受けられる科目は以下の通り。国語・算数・経験学習がセットで学べ、担任指導者が年間を通して3教科の添削を毎月行ってくれます。
- 国語
- 算数
- 経験学習
- 英語(タブレット)※無料
- プログラミング学習(タブレット)※無料
- みらい思考ワーク(※専科(オプション))
また、小学生1・2年コースを受講していれば、英語とプログラミング学習を無料で受けられるのは嬉しいポイント。
オプションでは「みらい思考ワーク」という思考力を鍛えられる問題もあり、お子さんに考える力を身に付けられると好評です。
小学生コース(3〜6年生)
小学3〜6年生で受けられる科目は以下の通り。3年生からは1科目からでも受講できるので、苦手科目だけを重点的に受講したり全科目で学力の底上げなど、お子さんの状況に合わせた対応が可能です。
- 国語
- 算数
- 理科
- 社会
- 英語(タブレット)※5・6年生のみ
- プログラミング学習(タブレット)※無料
- 思考・表現力などの専科
もちろん担任指導者が1年間を通して、5科目(国算理社英)の添削を毎月してくれます。
また、1科目でも受講していればプログラミング学習を無料で受けることができます。
残念なのは、3・4年生の英語は専科(オプション)となっているところ。ただし1科目から選べるので、英語も一緒に受けたい場合は申し込みができますよ。
小学生コースのレベルはスタンダードとハイレベルの2種類
Z会小学生コースでは「スタンダード」と「ハイレベル」の2種類があります。
ハイレベルコースはスタンダードに応用問題がセットになっていて、勉強量も質もぐんと上がるのが特徴。
基本的にハイレベルは、スタンダードに応用的な問題がプラスされているので、まずはスタンダードを申し込み、問題が物足りないと思った場合にハイレベルに変更するのが一番です。
またハイレベルは中学受験を見据えた人が多く申し込むため、中学受験をしない子はスタンダードでも充分な学習量となっています。
小学生タブレットコース(小学1〜6年生)
小学生タブレットコースは、以下の全科目がセットになっているコースです。
- 国語
- 算数
- 理科
- 社会
- みらいたんけん学習(1〜2年生)
- 総合学習(3〜6年生)
- 英語
- プログラミング学習
タブレットコースの問題の難易度は、お子さんの解答に合わせて変化するのが特徴。そのため、小学生コースのようなスタンダード・ハイレベル等の区分けがなく、各自のレベルに合った問題が出題されます。
また、自動まるつけ機能や自動スケジュール機能などが充実しているので、親がつきっきりで解説をしなくても1人で勉強に取り込めるような設定となっています。
ただしタブレットコースでは担任がつかず、添削やコメントなどは行われませんので、添削をして欲しいお子さんには、紙教材の「小学生コース」がおすすめです。
中学受験コース(小学3〜6年生)
難関私立中学受験を目指すお子さんのためのコースで、志望校別問題や担任指導者による適切なサポートなど、大手塾並の学習環境が充実しています。
基本教科は4科目ですが、受験対策として専科(オプション)もあります。
- 国語
- 算数
- 理科
- 社会
- 頻出分野別演習(専科)
- 志望校別予想演習(専科)
また、家庭学習で受験を目指す「トータル指導プラン」のほか、塾に行っている場合の「塾併用要点学習プラン」もあります。
お子さんの環境によって細かなプランが分かれているのが、Z会ならではの特徴ですね。
中学受験コースについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【Z会】中学受験コースだけで合格は難しい?実際の口コミや料金など徹底解説!
Z会小学生コースの料金
Z会小学生コースの料金は、1科目から受講できたりオプションが多いため、複雑な料金体系になっています。
ですので、基本的な受講内容を元にコースの一覧表を作成しました。(全て12ヶ月一括払いの月額料金を記載しています。)
小学生コース(スタンダード・ハイレベル)
小学1・2年生は、国語・算数・経験学習(+デジタル教材の英語・プログラミング学習)のセット受講の一律料金。
小学3〜6年生は、国語・算数・理科・社会(+プログラミング教材)のセット受講の金額を記載しています。
12ヶ月一括払(月額) | 小学生コース (スタンダード) | 小学生コース (ハイレベル) |
1年生(3教科+英語・プロ) | 3,927円 | 4,301円 |
2年生( 〃 ) | 4,301円 | 4,675円 |
3年生(4教科+プロ) | 4,320円 | 4,694円 |
4年生( 〃 ) | 4,884円 | 5,258円 |
5年生( 〃 ) | 6,366円 | 7,114円 |
6年生( 〃 ) | 6,930円 | 7,678円 |
みらい思考ワークや作文などの専科を追加するとさらに複雑になりますので、お子さんの受けたい科目を確認して、公式ページでチェックしてみてください。
タブレットコース
タブレットは全学年で全科目受講できるため、一律料金です。
小学1・2年生は、国語・算数・みらいたんけん学習(+英語・プログラミング学習)のセット受講。
小学3〜6年生は、国語・算数・理科・社会・英語・総合学習(+プログラミング学習)のセット受講です。
12ヶ月一括払(月額) | タブレットコース |
1年生(3教科+英語・プロ) | 2,992円 |
2年生( 〃 ) | 3,366円 |
3年生(6教科+プロ) | 5,984円 |
4年生( 〃 ) | 6,451円 |
5年生( 〃 ) | 7,012円 |
6年生( 〃 ) | 7,480円 |
タブレットコースの方が小学生コースより安く感じますが、タブレットコースでは担当制ではなく添削がないから安くできるのです。
添削が不要の場合はタブレットコース、きめ細やかなサポートが必要の場合は小学生コースなど、お子さんの希望に合わせて選びましょう。
中学受験コース
中学受験コースは、国語・算数・理科・社会の料金を記載しました。
Z会では、自宅学習で合格を目指す「トータル指導プラン」と、「塾併用要点学習プラン」があるので、それぞれの料金も比較しました。
12ヶ月一括払(月額) | トータル指導プラン | 塾併用要点学習プラン |
3年生(4教科) | 13,464円 | 5,384円 |
4年生( 〃 ) | 14,960円 | 5,984円 |
5年生( 〃 ) | 18,700円 | 7,480円 |
6年生( 〃 ) | 19,448円 | 7,776円 |
他にも、作文や中高一貫校対策等の専科(オプション)がありますので、志望校に合わせて必要な教科を選べます。
Z会小学生コースの良い口コミ
Z会の小1コースをやってるけど、進研ゼミ小1と比べると比じゃないくらい内容がいい。
子どもの興味を引いたチャレンジ一年生はお試しで3ヶ月とったけど、本人のやる気を引き出すことと学習の習慣付けにはすごく良かった。— RINA@👦👦2.7兄弟ママ人生とお金のお勉強中 (@RINA1639149274) August 12, 2020
小1の娘、進研ゼミをやめて来月からZ会にした。費用はお手頃だけど、問題が易しすぎるのと、何よりも付録の多さに閉口…。難し目の教材もあったけど、ベースの教材を取っていないとダメだと言うので仕方なく。
— linomoana (@linomoana) March 20, 2012
Z会の先取り理解社会よい!昆虫は足が6本胸から生える、蛹にならない昆虫は?等図鑑を見る時のポイントが掴める。親としてもポイントが分かった上で一緒に図鑑を読んだり自然観察できるのは良い。私、全然忘れてるからな〜😅内容が基礎的で楽しいので修行系算国の息抜きにも! pic.twitter.com/J1oKRBOhAk
— かほ@中学受験2026 (@kaho_PmxruC) April 3, 2021
Z会が良かったので試しにやってみる事にした。何というか、子供受けはチャレンジ、親受けはZ会って感じ。あと、チャレンジは子供が単独で取り組めそうで、Z会は親とワンツーマンで取り組む感じ。今は時間があるし、とにかく家でやる事が欲しいからZ会で…。
— むい (@000mui) April 19, 2020
多くのZ会の口コミをみてきましたが、やはり教材が良いという感想が多いです。東大京大などの合格者にはZ会が多い、と言う話もうなづけます。
Z会小学生コースの悪い口コミ
Z会からスマイルゼミに移行しました。紙の通信教育は親の根性が試されます。いい教材だと思うけど私は無理だったw
スマイルゼミは年中の3月から小1の今まで活用してくれてます。
ただ、付属ペンが高いしまあまあダメになるので小さい子にはそこが悩みの種w— もゆぞう (@moyuzou) December 1, 2020
Z会がついに小一タブレット学習を開始するらしくヤッター!と喜んだら、タブレットコースに通信添削は無いらしくがっくり。通信添削+タブレット学習が良かった……
— ちなみ (@chi_nami) September 30, 2019
z会の体験型の勉強を今後小大変だけど続けたいと思う。
自分は進研ゼミs中学校でいい成績取れたけど高校ではダメで。なんとなくz会やってる子は頭が良かった印象。でも実際z会やってみると本当地味でつまらない。あれが一人でできるのってどういう子なんだろう。といまだに思ってる。 https://t.co/H48h5u0jFS— Mintchocolate!!! (@Mintcho16816848) December 4, 2020
小3で、Z会の中学受験講座とベネッセと考える力プラスをやって、両方のメリットとデメリットが見えてきた。結論からいえば、考える力プラスのほうが考え方は養われるし、記憶として定着しやすい。ただ、受験のためにはZ会のほうが長期的に無理なく進められる。
— めりー (@sheep1830) May 12, 2019
Z会の教材は良いのですが、親のサポートが必須のため無理だという声もちらほら見かけました。また、幼少期からZ会をコツコツ続けると成績が伸びたという声も多かったです。
また、タブレットコースでは添削ができないというのもデメリットですね。
Z会小学生コースのメリット
Z会小学生コースで評判の良いところは、以下の8点です。
- シンプルで良問が多い
- 同じ担任が全科目添削指導してくれる
- 経験学習で将来の理科社会を体験
- 1科目から受講可能(小学3年生〜)
- サポートブックで親の教え方が上手に
- みらい思考力ワークで体験させる
- 中学受験に対応している
- タブレットコースは難易度を自動で判断
それぞれ詳しく解説していきます。
1.シンプルで良問が多い
Z会はキャラクターやゲームなど、お子さんが喜ぶシステムをあえて取っていません。そのためシンプルに勉強に取り組むことができます。
他の楽しい通信教育ではお子さんは喜ぶけれど、実際に勉強が身に付いているかというと疑問に思うことも。
また、キャラクターやゲームなどに費用をかけることがないので、純粋に良い問題を多く出題することができるのも特徴です。
2.同じ担任が全科目添削指導してくれる
Z会の小学生コースでは、基本的に1年間同じ担任による添削が行われます。
他の通信教育では国語・算数のみの添削というところも多いですが、Z会は全科目を添削してくれるという細やかさ。
また基本的に子供の良いところを伸ばそうとしてくれるため、先生の添削が楽しみだから子供が一生懸命問題を解くという好循環が生まれます。
他にも、添削の先生の字が綺麗だから、子供も真似してきれいな字を書こうとする嬉しい効果も。
3.経験学習で将来の理科社会を体験
小1・2年生では理科・社会と言う科目はありませんが、代わりに経験学習という科目があります。
経験学習は、料理をしたり様々なものを作ったりする遊びの中で、自然に将来の理科や社会の基礎学習を体験できるようになっている科目。
例えば「サッカーゲームであそぼう」という体験ワークは、子供が楽しく遊びながら磁石の性質を知ることで、小学3年生以上で習う磁石を経験として覚えることができます。
このように実際に体験をすることで、将来の理科社会を学ぶ際に実体験として身に付くため、表面的な勉強よりもはるかに良い学習ができると好評です。
ただし、親子で月1回で2時間ほどかかるものが多く、親がきちんと時間を作って子供と一緒にしてあげないといけないため、負担に感じる感じてしまう人もいるのは事実。
しかし、幼少期の体験は大人になってからの勉強よりはるかに深く学ぶことができ、また家族での楽しいイベントとして子供も喜ぶ内容ですので、頑張っている親御さんが多い印象ですね。
4.1科目から受講可能(小学生コースのみ)
小学生コースでは、小学3年生から必要な科目だけを選ぶことができます。
理解の浅い科目を重点的に受講したり、塾と併用したり、もちろん全科目まんべんなく底上げするというように、お子さんの環境に合わせた使い方が可能。
また、1科目でも受けていればオプションでプログラミング学習を受けられるメリットもあります。
(※タブレットコースは全科目セットです)
5.サポートブックで親の教え方が上手に
Z会がとても良い教材と言われている理由の1つに、親への解説がついた「サポートブック」の存在があります。
サポートブックは、お子さんが今何を学んでいるのかを解説してあり、親がどんな目線で子供のどこを褒めたらいいのかなど、詳しく書かれている解説書です。
お子さんの勉強を見ていると、間違ったところばかり目についてイライラしてしまいがちですよね。
でも今何を学ぼうとしているのかを理解すれば、お子さんがなぜ間違ったかも分かるため、どのような声かけが効果的かがはっきりわかります。
お子さんも間違って怒られるばかりでなく、親が良いアドバイスをすることで一緒になって勉強に楽しく取り組むことができると好評です。
6.みらい思考力ワークで体験させる
小学1〜2年生では「みらい思考力ワーク」をオプションで申し込むことができます。
「みらい思考力ワーク」は、以下の6つの思考力を1ヶ月で4回出題されます。国語でも算数でもない論理的な考え方をしっかりと取り組むことで思考力を鍛える問題です。
- 論理的判断力
- 情報整理力
- 試行錯誤力
- 連想力
- 注意力
- 推理力
例えば情報整理力では、会話の中から3つのヒントを探し出し、その条件に合う答えを見つけるといった問題が出題されています。
ヒントが箇条書きではなく、会話の中の文章から人を探し出すといった情報収集力や、集めた情報を整理する力を鍛えてくれます。
7.中学受験に対応している
Z会は、中学受験に完全対応している通信教育です。
各学校別の対策や、中高一貫校受験のための作文添削など、ハイレベルな問題にも対応してくれます。
また中学受験コースは、Z会の通信教育だけで受験に挑める「トータル指導プラン」のほか、塾に行きながら重要問題を学習できる「塾併用要点学習プラン」の2種類があります。
大手塾が近くになかったり、塾に行きながらも勉強に不安がある場合でも、受験対策がしっかりしたZ会の問題なら安心して受験に挑むことができますね。
8.タブレットコースは難易度を自動で判断
新設されたタブレットコースでは、紙ベースのスタンダードやハイレベルのような難易度分けではなく、お子さんが解いた問題で理解度を判断し、問題の難易度を自動で調節してくれます。
また自動スケジュール機能も付いているので、お子さんだけで計画的な学習を進めることができるのも嬉しいところ。
Z会は、親の学習支援がかなり大きなウェイトを占めているため、サポートが大変すぎて申し込めないと思っていた親御さんにとって、タブレットコースは嬉しい選択肢ですね。
Z会小学生コースのデメリット
Z会小学生コースで不評だったのは以下の5点です。
- キャラクターがなく単調
- 親のサポートが必須
- 基礎学力がないと難しい
- 努力賞などの景品が今一つ
- 費用が他の通信教育より高め
1.キャラクターがなく単調
他の通信教育ではよくある楽しいキャラクターやゲーム要素を取り入れる方法を、Z会は行っていません。
基本的に勉強に前向きに取り組めるお子さんが対象なので、勉強自体に苦手意識があるお子さんにとっては、楽しく勉強するというモチベーションを上げるのが難しいでしょう。
基礎学習がついておらず勉強を楽しめないと、お子さんによっては挫折感を感じてしまう場合も。
もし、勉強のモチベーションが足りない場合は、スマイルゼミやチャレンジといった「楽しく学習する事」に重点を置いた通信教育の方がおすすめです。
2.親のサポートが必須
Z会では、子供の勉強に合わせて行う親のサポートがかなり重要です。
特に、学校の学習以上に高度な問題に入った場合、お子さんだけで問題を進めていると分からないことだらけで嫌になってくる可能性も。
親がこまめに子供の学習を見られない場合は、自動丸付けや自動スケジュール機能が付いているタブレットコースがおすすめです。
3.基礎学力がないと難しい
Z会の小学生コースは小学校の学習指導要領に準拠した内容とはなっていません。ですので、基礎的な内容はもちろん、発展的や応用的な問題が多く出題されます。
ただ、基礎を重視しているとはいえ、やはり少し難しく感じるのも事実。
なので大事なことは、お子さんがZ会の問題についていけるかを見極めること。
まずは資料請求でついてくるお試し問題を解かせてみて、お子さんが「自分でもできる!」という自信を持たせてから受講する方がスムーズですよ。
4.努力賞などの景品が今一つ
他の通信教育では毎月の課題を提出するごとにポイントが貯まり、おもちゃやゲーム機などの豪華な賞品がもらえることも多くあります。
しかしZ会での景品は、おもちゃなどのお子さんの興味を引くような豪華な景品ではありません。なので景品を目当てに頑張るというモチベーションは難しいでしょう。
ただし、景品のために勉強するといった外発的な動機付けだと、本来勉強問題を解くことで得られる達成感が得られにくくなってしまいます。
そのため、Z会では景品を楽しみに頑張るというより、将来のなりたい自分を目指して勉強に取り組むという姿勢を大事にしているのですね。
5.費用が他の通信教育より高め
Z会は、他の通信教育よりも月会費が高めなのは事実です。しかし、塾通いに比べれば通信教育ははるかに安く済みます。
低学年のうちからコツコツZ会の問題を解くことで学力が上がれば、塾へ行かずに済むかも知れません。将来まで考えると、Z会への初期投資で将来の学習費を抑えられるかもという考え方も。
実際、Z会の通信教育だけで難関大学に合格した人たちも多くいるので、一概に高いとは言えないでしょう。
Z会小学生コースのタブレットと紙の違い
紙の小学生コースとタブレットコースのどちらが良いのか、知れば知るほど悩みますよね。
そんな時は、こちらのフローチャートでチェックすると簡単です。
引用:Z会公式サイト
また、紙コースとタブレットコースのそれぞれに合うタイプを書き出しましたので、お子さんの性格や親御さんの状況に合わせて比較してください。
小学生コースがおすすめな人
- 紙のテキストで読み書きする方が好き
- 親が積極的に学習のサポートができる
- 自分で学習管理がしたい
- 担任に全科目の添削をしてほしい
- 苦手な教科だけ受講したい(小学3年生〜)
タブレットコースがおすすめな人
- 親が学習サポートする時間があまり取れない
- 学習の状況に合わせて難易度を自動設定してほしい
- 自動丸つけ・配信をしてほしい
- 学習スケジュールを自動で作成してほしい
- 全科目を全体的に学びたい
Z会中学受験コースの内容とレベルは?
名だたる難関中学校に合格者を出し続ける「中学受験コース」では、塾にも引けを取らない充実した受験対策が可能です。
Z会では通信教育だけで合格圏内まで目指せる理由としては、3つの指導方法にあります。
- 要点学習指導
- 演習・答案作成指導
- 個別学習指導
まずは精鋭講師陣による分かりやすい要点学習を映像で学習。次に問題練習で徹底的にアウトプットして脳に定着させます。そして毎月、タブレット上で担任と定期面談を行い、学習の振り返りや今後の目標までの指針をアドバイス。
また、学習イベント等を定期的に実施することで、中学受験という長期間にわたるモチベーションを維持し続けます。
他にも、お子さんの学習状況やメッセージのやりとりができる保護者スマホアプリもあるので、親子一丸となって中学受験に挑むことができます。
ここまで環境が整っている通信教育は他にはほぼありません。近くに良い塾がないなどの不安も、Z会なら大丈夫ですね。
Z会小学生コースと他の通信教育とを徹底比較
Z会と他の通信教育と比較してみました。
Z会 | すらら | スマイルゼミ | |
料金 | 2,992〜 8,250円 | 7,480円 | 2,980〜 5,700円 |
端末 | ・紙 ・iPad ・Android | ・PC ・スマホ ・タブレット | ・専用端末 |
教科 | ・国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・プログラミング ・総合学習 | ・国語 ・算数 ・英語 | ・国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・プログラミング |
特徴 | ・受験対策 ・高レベル ・読解力 ・担任制 ・体験可 | ・記述式 ・無学年 ・質問可 | ・動画 ・ドリル ・テスト ・お試し |
Z会はスマイルゼミと比べると、やはり問題の質が良い分料金が高めです。しかし、スマイルゼミのような専用端末を購入する費用はありません。
Z会では、英語を含む5科目に加え、プログラミングや思考力を育てる総合学習など幅広い学習が可能。
一年間の担任制で安心して添削を受けることができる上に、受験対策まで手厚くサポートしてくれるため、値段が高いのも納得です。
スマイルゼミは楽しく学習することを重点に置いています。さらに学校の指導要領に準拠しているため、学校の勉強に不安がある子はスマイルゼミがおすすめ。
また、すららは偏差値30台後半~60ほどを対象とした教材であるため、基礎学力の向上にぴったりです。
それぞれの特徴があるので、お子さんの状況や環境に合わせて通信教育を選んであげてください。
Z会小学生コースが向いている子は?
Z会の小学生コースが向いている親子の特徴です。
- 勉強する意欲がある子
- 好奇心旺盛な子
- 中学受験を考えている子
- 親がサポートできる
Z会は他の通信教育よりも難易度が高めなので、親のサポートやお子さんのモチベーションが低いと挫折する可能性があります。
しかし、中学受験や将来のために頑張ろうという前向きな気持ちがあれば、親子で楽しく勉強を進めることができるでしょう。
Z会小学生コースが向いていない子は?
反対にZ会小学生コースに向いてない親子の特徴です。
- 勉強に苦手意識がある子
- 小学校の内容についていけない子
- 親がまったくサポートできない
基礎学習ができていないお子さんの場合、問題の内容が難しくてZ会を辞めてしまうケースも見受けられます。
また、親のサポートが難しい場合は、自動で丸つけなどしてくれるタブレットコースを検討する方が良いでしょう。
Z会小学生コースの資料請求方法
Z会小学生コースの資料を請求する方法を順番に解説します。
1.公式サイト上の「資料請求」をクリック
まずは、公式サイトから「資料請求」をクリックします。
PCやタブレットでは左端に、スマホなら下の方に表示されています。
2.氏名・住所などを入力
- お子さまの氏名や年齢
- 親御さんの氏名
- 住所
をそれぞれ入力します。
3.お届けする資料を選ぶ
「お届けする資料」で小学生コースを選ぶと、以下の3つのチェック項目が表示されます。
- 紙かタブレットの希望
- 中学受験をするか
- Z会プログラミング講座の希望
資料請求ですので、気楽にどちらかにチェックをつけてください。
ちなみに、こちらのZ会プログラミング講座は小学生コースに無料でついてくるものではなく、別途有料となっています。
確認画面で「申し込む」をクリックすると完了
入力した内容に間違いがなければ登録するの赤いボタンをクリックしてください。
これで資料請求が完了します。
学校の授業よりも上を目指すならZ会小学生コースがおすすめ
ここではZ会小学生コースの以下の内容を解説してきました。
- 学習内容
- 料金
- 評判や口コミ
- メリットデメリット
- 他の通信教育との比較
- 申し込み方法
Z会では、お子さんが自分の力で考え、将来を掴み取っていくための総合的な力をつけてくれる通信教育です。
Z会は他の通信教育と比べてレベルの高い学習ができるので、学校で上位を目指したり中学受験を考えているお子さんに最適。
まずは無料請求で、Z会がお子さんに合うかどうか親子で試してみてください。