タブレット学習教材の「すらら」なら、不登校でも出席扱いにできると聞いて気になっている方もいるでしょう。将来的に受験を考えている方にとって、出席日数は内申点に関わる大事な要素。学校に復帰するときに不利にならないように、対策しておきたいですよね。
しかし、本当にすららを使えば不登校でも出席になるのか疑問もあるでしょう。また、教材自体が不登校の子どもに使いやすいものかも気になります。
そこでこの記事では、
- すららで出席扱いできる条件
- すららの教材の特徴
- 不登校の子どもにすららをおすすめする理由
をまとめました。すららを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
すららなら不登校でも約6割が出席扱いとなる
そもそも、本当にすららを使えば不登校でも出席扱いになるのか気になる方もいるでしょう。
出席扱いできるかどうかの判断は学校や教育委員会によるので、100%ではありません。とはいえ、すららの2019年の実績では、約6割の方が出席扱いになったとのことです。
気になる場合は、学校に相談してみることをおすすめします。
なお、出席扱いにできる可能性があるのは、小中学生のみ。高校生は対象外なので気をつけてくださいね。
不登校でもすららで出席扱いできる7つの条件
すららを始めとするICTでの学習で出席扱いするためには、7つの条件を満たさなければいけません。文部科学省の要件は以下のとおりです。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ITや郵送,ファクシミリなどを活用して提供される学習活動であること
- 訪問等による対面指導が適切に行われること
- 当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 生徒が学校外の公的機関や民間施設において、相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること
学習の成果を評価に反映する場合は、計画や内容がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること
ざっくりとまとめれば、適切な教材を使って勉強した上で、学校と連携を取れていれば出席になる可能性があるということ。
学校に相談に行くときには、すららを使えば要件を満たせることをしっかり説明しなければいけません。理解を深めるために、各項目についてさらに解説していきます。
1. 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
お子さんの状況について、学校と十分に共有し協力しなければいけません。すららで出席扱いにするには、学校に理解をしてもらうことが不可欠です。
まずは、文科省の資料とすららの情報を元に、担任の先生に相談しにいきましょう。
2. ITや郵送,ファクシミリなどを活用して提供される学習活動であること
すららはインターネットとタブレットがあれば遠隔で学習できるので、この要件を満たしています。すららの学習システムを学校に説明してください。
3. 訪問等による対面指導が適切に行われること
お子さんの学習支援や将来の自立のために、対面指導も受けなければいけません。学校により、方法はさまざまです。
- 担任もしくはスクールカウンセラーの訪問
- 保健室への登校
- 適応指導教室の活用
など、対面指導の方法は複数あるので、担任の先生に相談しましょう。
4. 当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
月ごと・学期ごとなど、長期的な学習プログラムを立てていないと要件に当てはまりません。
その点すららは理解に合わせた学習ができるように個別の学習計画を立てており、要件を満たしています。
また、カリキュラムは文部科学省の学習指導要領に準拠しているので、心配いりません。英語と算数・数学に関しては、すららと教科書との対応表も用意されているので、学校に相談するときに持参すると良いでしょう。
対応表は公式ページよりダウンロード可能です。
5. 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
担任の先生だけではなく、校長先生も状況を把握できるようにする必要があります。
すららの場合は、「学習管理画面」から学習の履歴を複数人で見られるのが特徴。情報を簡単に共有できるので、親御さんや担任の先生から情報共有する負担を減らせます。
6. 生徒が学校外の公的機関や民間施設において、相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること
フリースクールなど、学校外で勉強し出席扱いにする手段は他にもあります。自宅で勉強するのが適切かどうか、ぜひお子さんと相談してください。
人と会うのに不安があったり、ストレスを感じてしまったりする方にはすららがピッタリでしょう。
文科省が出席扱いにする手段と要件はこちら!
>>【文科省認定】出席扱いになる3つの要件を徹底解説【不登校でも出席に?】
7. 学習の成果を評価に反映する場合は、計画や内容がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること
内申点のため、学習評価がほしい場合は事前に協議する必要があります。成績評価には
- 知識・理解
- 技能
- 思考・判断・表現
- 関心・意欲・態度
の4観点が加味されます。どのようにこの評価付けを行うか、事前に学校と相談しておきましょう。
以上が不登校でもすららで出席扱いになる条件です。この後にすららの教材の特徴を紹介しますが、その前にもしよろしければ僕の公式LINEにご登録ください。
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すららの教材の特徴をサクッと解説
いくら出席扱いになるとはいえ、すららの教材自体が信用できるものでなければ、取り入れたくないですよね。そこで、まだすららについて詳しく知らない方に向け、教材について簡単に解説します。
すららの評判をもっと詳しく知りたい方はこちら!
>>すららの評判は最悪?失敗しないために特徴とデメリットを徹底解説【不登校生にもおすすめ】
すららは「無学年方式」のオンライン教材
すららは、自宅のパソコンやタブレットから学習をすすめられるインターネット学習教材。学習の中にゲームの要素を取り入れる『ゲーミフィケーション』を採用しており、まるでゲームを遊んでいるかのような感覚で勉強に取り組むことが可能です。
学年を飛び越えて学べるので、理解度に合わせた学習ができます。AIがつまずいているポイントを把握し、学び直す内容を決めてくれるので、自宅でお子さん一人でも学習が進められるのが魅力です。
対象年齢は小学生〜高校生
すららは小学生から高校生まで対象にしています。5教科対応しているので、1つで基礎学力をつけられるのが特徴です。
各科目、入試にも対応しており、中学生なら公立高校の入試レベル、高校生ならセンター試験レベルの学習を受講可能です。
偏差値30台後半~60ほどの幅広い学力に対応しているため、勉強に遅れているお子様も、学力の高いお子様も飽きずに取り組むことができるでしょう。
不登校の子こそすららをおすすめする3つの理由
出席扱いになることを抜いたとしても、すららは不登校のお子さんにおすすめの教材です。大きく分けると理由は3つ。
- 自分のレベルに合わせて学べる
- 専門のスタッフによるサポートが充実している
- 反復システムで知識が定着できる
それぞれ解説します。
1. 自分のレベルに合わせて学べる
授業が理解できずに不登校になったり、しばらく学習をしていなかったりするお子さんにとって、レベルに合わせた勉強ができることは何より大切ですよね。
すららは「無学年方式」を取っているので、教材がわからず挫折する心配はいりません。苦手な単元は分野ごとに何年でもさかのぼり、躓いているところからやり直しできるようになっているので、最短で授業に追いつけます。
2. 専門のスタッフによるサポートが充実している
学習設計や不安ごとは「すららコーチ」と呼ばれる専門スタッフがフォローしてくれます。最初にお子さんの特性をヒアリングした上で、性格に合わせた学習プランを提案。無理なく学習できるようになっています。
また、学習管理ツールを用いて行動チェック。適宜親御さんに状況報告もしてくれます。さらに、勉強以外の相談にものってくれます。
学校に行かない状態で受験できるか、学習の遅れをどう取り戻すかなどの不安がある場合、すららのサポートは心強い味方となるでしょう。
学校に出席扱いにできるか相談している間の助言や、事例の提示もしてもらえるので安心です。
3. 反復システムで知識が定着できる
独学をするときに不安なのが、「理解したつもり」になること。その場では正解できたとしても、後日忘れてしまっては学力がついたとは言えませんよね。インターネット学習では定期テストがないので、知識が定着するか不安もあるでしょう。
その点、すららは適宜反復するプログラムになっているので、無理なく学力を身につけられます。すららを3ヶ月以上継続しているお子さんの、ドリル正答率は87.7%とのこと。
しっかり正解できるようになるまで、繰り返し学習ができるプログラムなので安心です。