小学生のお子さんの放課後の居場所となる学童保育。子どもが帰ってくるタイミングで家族が家にいられないご家庭にとって、不可欠のサービスですよね。
この記事では、不登校の子どもたちへの支援活動や教育系の書籍を出版している私、小幡和輝が宮崎の学童保育を紹介した上で、施設を選ぶポイントを解説しています。お子さんにあった学童保育を探している方は、ぜひご覧ください。
目次
宮崎にある民営の学童保育5件を地域別に紹介
宮崎にある民営学童保育の雰囲気を知るためにまとめてご紹介!
ぜひ参考にしてください!(記事の後半では選ぶポイントだけでなく、子どもにあった場所が見つからなそうなときの代わりの手段についても書いてあるのでぜひ最後まで読んでいただけると)
宮崎市:おちあいさん家
営業時間 | 放課後〜20時 |
利用料金 | 月 7,000円~ |
住所 | 宮崎県宮崎市大島町原ノ島1633-19 |
HP | https://otiaisanti-gakudoukurabu.jimdofree.com/ |
おちあいさん家は祖父母のようなやさしいスタッフと和やかにおやつと宿題をして過ごしています。皆に目が行き届くよう少人数での運用をおこなっており、子どもたちの心休まる家庭的な場所ですよ。一度見学にいってみてくださいね。
宮崎市:すずのや
営業時間 | 13:00~20:00 |
利用料金 | 要問い合わせ |
住所 | 宮崎県宮崎市神宮2丁目1ー30 |
HP | https://suzunoya.space/ |
すずのやでは、家に帰ったら家族とゆっくり過ごせるように、学童で「学校の宿題」「家庭で用意された課題学習」を行います。共働きで習い事に通うことができないという相談を受け、保育時間内に基本料金内で「そろばん」「基礎的なプログラミング」を学ぶことができます。また、学童内に「プログラミング教室」「英会話教室」の先生が来て習い事をすることも可能です。
宮崎市:民間学童保育 放課後学習サポートセンター ツクヨミ
営業時間 | 要問い合わせ |
利用料金 | 月額10,000円(+税)〜 おやつ代、塾学習指導代全て込み |
住所 | 宮崎県宮崎市丸山1丁目2 1階 |
HP | https://sites.google.com/tsukuyomi-gakudou.com/miyazaki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 |
ツクヨミで指導にあたるのは元教員など教育のプロばかり。時間内に塾教材も進め、毎日の宿題もばっちりサポートしますので安心して放課後時間をお願いできます。
日南市:あがた幼稚園児童クラブ
営業時間 | 平日:放課後~午後6時 |
利用料金 | 要問い合わせ |
住所 | 宮崎県日南市吾田西3丁目9−28 |
HP | http://agata-gakuen.com/ |
園庭や菜園でのびのび過ごせます。もちろん宿題や課題もおこなっています。音楽教室、剣道、英会話教室もあるのでお子さんのやりたいことを平日の放課後時間にこなせるのは嬉しいですね。幼稚園内にありますので、兄弟姉妹を一度に迎えに行けるのも嬉しいですね。
都城市: LAUGH N LEARN ラフ アンド ラーン
営業時間 | 月~金曜日14:00~18:30 |
利用料金 | 要問い合わせ |
住所 | 宮城県都城市下長飯町 |
電話番号 | 0986-36-5030 |
英語で預かる LAUGH N LEARNは芝生の広がる広大な敷地で、スポーツや外遊びを楽しみながら、毎日英語を学ぶことができる通い放題の英会話スクールです。名門『セント・ラサール大学 教育学部』を卒業した英語教育のスペシャリストを中心に、ネイティブスピーカーが多数在籍しています。楽しみながら英語に触れ合う放課後時間であっという間に英語が身につきそうですね。
※これらは記事執筆時点の内容です。詳細は施設運営者にお問い合わせください。
また、住んでいる地域に学童保育が無かったり、内容が合わなさそうと思った場合は、すららなどのオンライン学習のサービスも検討してみてください。
学童保育とは?公立と民営の違いも解説
学童保育は、小学生向けに遊びや生活の場を提供するサービスです。放課後のほか、長期休みも子どもを預かり、保護者の代わりに安全な居場所を作ってくれます。
学校から帰宅して一人で過ごさなければならない子どもを見守り、育成する場として、学童保育は重要です。
学童保育でできること
学童保育は、子どもの生活の場を提供しています。厚生労働省によれば、学童保育は以下のように定義されています。
① 学童保育の目的・役割 共働き
・一人親の小学生の放課後(土曜日、春・夏・冬休み等の学校休業中は一日)の 生活を継続的に保障することを通して、親の仕事と子育ての両立支援を保障すること。② 学童保育は、年間278日、1650時間にも及ぶ家庭に代わる毎日の「生活の場」
成長期にある子どもたちに安全で安心な生活を保障することが学童保育の基本的な役割
ここからもわかるように、学童保育は生活の場です。おやつや宿題の時間を作るなど、家庭と同様の役割を果たしてくれます。
公立と民営の学童保育の違い
学童保育には公的機関が運営しているところと、民間機関が運営しているところがあります。
それぞれ特徴が異なるため、簡単にまとめます。
公立の特徴
公立の学童保育は、小学校の敷地内や隣に建てられていることが多いです。学校帰りにそのまま立ち寄れるのは便利でしょう。
民営の施設に比べて料金が安いのがメリット。自治体にもよりますが、1ヶ月4,000〜7,000円程度で利用できます。
平日の利用時間は18時くらいまでのところが一般的。入所するには親が仕事や入院などで面倒を見られないことを証明しなければなりません。
公立の学童は人気があり、抽選漏れになると通えなくなってしまう自治体もあるようです。
民営の特徴
民営の学童保育は、柔軟な対応をしてくれるところが特色。夜までの預かりや夕食を提供するなど、幅広いニーズに対応しています。また、ピアノや英会話などの習い事も兼ねている施設もあり、学びの場としても活用可能です。
その代わり、料金は高め。月額3万円くらいのところが多く、サービスが豊富なところは5万以上になるケースもあります。
学童保育を選ぶ6つのポイント
学童保育を選ぶときは、以下の6つのポイントに着目しましょう。
- 料金
- 施設が持つ特徴
- 預かり対応の時間
- 定員数や混み具合
- 施設の雰囲気
- プログラムの内容
ぜひ複数の観点から比較して、お子さんにピッタリのところを選びましょう。
1. 料金
長く通わせるならば、料金のチェックは外せません。民営のサービスは充実していますが、その分値段が高いです。
続けられる料金かしっかりチェックしましょう。
2. 施設が持つ特徴
障害のある子どもに対応しているところや、英語が学べるところなど、学童保育によって特徴はさまざま。学童保育に求めることを明確にして特徴を比較しないと目移りしてしまいます。
子どもにとって居心地がよく、目的に合う環境を探すようにしましょう。
なお、勉強習慣をつけたいお子さんには、オンライン学習の「すらら」もおすすめ。学年にとらわれず、レベルに合わせた勉強ができる教材です。
ゲームのように楽しみながら、自分のペースで勉強できるので、ぜひチェックしてみてください。
3. 預かり対応の時間
公立の学童保育はおおむね18時前後までの対応になります。仕事が長引いたり夜勤があったりするご家庭では、夜まで預かってもらえるほうが安心ですよね。
延長する場合は追加費用がかかるところも多いので、料金も合わせて対応時間を確認しましょう。
4. 定員数や混み具合
学童の定員数や現在の児童数も確認すべきです。混んでいる施設では、一人ひとりに目が行き届かない可能性もあります。また、そもそも抽選があり、入れないかもしれません。
定員数を見た上で、候補を複数決めておくと安心です。
5. 施設の雰囲気
お子さんのために、施設の雰囲気も確認しましょう。せっかく入所できても、お子さんが嫌がってしまっては意味がありません。
場所により見学会を開いているので、ぜひ足を運んでみてください。
6. プログラムの内容
民営の学童保育では習い事のようなプログラムがあるところも。英語や音楽など個性に富んでいるので、内容を確認しておくと良いでしょう。
また、可能ならばプログラムも見せてもらい、実際の参加者やレベルも見ておくと安心できます。
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