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【初心者向け】【レビュー】ボードゲーム『ナンジャモンジャ』のルール解説

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本ブログ運営者の書籍です。

こんにちは!

今日はナンジャモンジャというゲームをご紹介したいと思います!

 

ルールは簡単、サッと始めてすぐ終わる、みんなでわいわい楽しむ

いわゆるパーティゲームの人気作でおすすめです!

 

もとはロシアで発売されて大人気となり、日本で入荷後も人気のゲームとして重版されたり、続編も出ています。

プレイ人数 2~6人

プレイ時間 15分、対象年齢4歳〜

ナンジャモンジャのルール

カードにはいろんなへんてこなキャラの絵が描かれてます。

例えば自分の持ってるバージョンのものだと全40枚、10種類各4枚ずつ。

これらをよくシャッフルし、裏向けにしてひとつの山をつくり、みんなが見えやすいところに置きます。

さてこのキャラたち、みんな自分の名前を忘れちゃったらしいのです。

なので、山札からめくって、そのとなりにカードを表向け、まだ出てきてないキャラだったら手番のひとが好きな、自分の考えた名前をつけてあげます。

「ぬいまるくん!」とか。

 

で、山札の隣に置いておきます。

 

次以降の手番の人も山札からカードをめくって違うキャラが出たら同じく名前をつけてあげ、先ほどめくったカードの上に積んでいきます。

 

そうこうしていくうち、同じキャラが出てきたら…

早い者勝ちでその子の名前を呼んであげます!

Aさん 「ぬいまるくん!」

 

一番最初に呼べた人が、それまでにめくられて溜まってるカードを取り、同じように続けていきます。

 

山札が無くなるまで続けて、いちばんカードを取った人の勝ち!

 

…と、基本のルールはこれだけ。

ゲーム自体も30分もかからず非常にお手軽。でもとても楽しいゲームなのです!

 

なお、誰も思い出せない時はその時の手番のひとが新しい名前をつけてあげます。

 

◼️実際にやってみましょう!

 

まず1枚め…は、必ず名前つけることになるので、まあ、気楽ですね。

最初の名前をつけましょう。

んん〜「みどりたわしくん!」

 

2枚め。

まあ、まだ同じのは出てこないですね。

今度は「くるくるたんごむし!」

???

お、おーけー、覚えました。

3枚め。

「シャッテンドラッツェ!!」

かっこいいのきた…!

 

じゃあつぎ、…つぎ…

 

出たー!!!

えっあれっなんだっけ??えーとえーと…

「くるくるたんごむし!」

 

それだー!!

 

惜しいところで取られてしまいます。

 

気をとりなおして次…また出たー

「みどりたわしくん!」

即答。即答しました。

 

次は…まさかそう連続して同じキャラが出ることはないだろうけど…

あ、違うキャラでした。

新しい名前をお願いします。

「いちごちゃん!」

おっけー、よしじゃあ次!

「海砂利水魚の水行末!」

「ぐりんぐりん丸!」

「たわしもぐら!」

「オレッキエッテ!」

「いちにちいちぜん!」

 

わやくちゃになっていきます。

やばい…もう同じの全然出てなくて名前つけてばかりだぞ…覚えてないぞ…

アッッッ

このキャラは前に出てき…!

 

「…!」「………!!」「〜〜〜〜!」

 

だめだ思い出せない〜!!というか名付け親覚えてない〜!ひどい〜!

 

ということで、こんなときは誰のものにもならず、そのときの手番の人が新しく名前をつけてあげます。

エッまた覚えなおすの〜!?

という阿鼻叫喚の中、ついにあと一枚、すっごいゲームにつよいひとなら今までの中から覚えてるのかもしれないですが

そうはなかなかいかないですね!

 

「あれっまだこの子出尽くしてなかったのか!」ってなったり

やっぱりなかなか思い出せなかったり、最後は即答できて気持ちよかったりして

終了!

 

取ったカードの枚数を数えて、もっとも多い人の勝ち!

 

◼️本番はここから!!

 

よし、ではもう一回やりましょう!

 

すると…えっあれっ前回の名前の印象がつよすぎる!

このキャラ…あれ新しいのなんだったっけ〜!?

となって惨敗したり。

 

これがさっきと同じメンバーならまだしも、

自分だけ経験者で他の人は初めてだったら??

 

そう、おわかりでしょうか、

なんと!やればやるほど弱くなる、それがこのゲームの素晴らしいところなのです!

 

追加ルールで大人でもじゅうぶん楽しめます。

 

先にお話したのが基本ルールですが、

それに加えて選択式の追加ルールもあります。

 

その1

山札からめくられたカードに描かれているキャラが、誰かが集めたカード山の一番上にあるキャラと一緒だった場合に、そのキャラ名でなく「ナンジャモンジャ!」と叫びます。

 

これにより、今まで山札からめくられるカードにだけ注意してればよかったのが、他の人の手元や最近呼ばれたキャラのことも

気にかけないといけなくなります。

グッと難しくなったり、煩雑と感じる人も少なくないので

相談の上お試しください!

 

その2

お手つき、いわゆるペナルティです。

名前を間違ってしまったとき、手元に集めたカードの一枚を、山札隣に積んでいるカードに重ねます。

 

付属のマニュアルではこちらの方が「子どもには厳しすぎるかも…」と表記があるんですが

むしろその1の方が厳しいような。

 

とはいえ、どのみちそこまで厳密に競うゲームというわけでないため、お好みで取り入れて遊んでみてください!

基本ルールだけでも充分に楽しめますよ!

 

◼️子供とも遊びやすい

 

大人も楽しめるのと反して、逆に、こどもとあそぶときは加減をしてあげやすいのも魅力のひとつ。

小さい頃はサイコロでのゲームが多かったりしますが、あんまり運がわるいと泣いちゃったりするんですよね。

もちろんそれを納得する、楽しむというのも教育の目的ひとつですし、

大人も同じく全力で相手してあげるべきというのも一理あるのですが。

 

そんなとき、ちょっと待ってあげたりできるのも良いところだと思ってます。

 

◼️注意点

難点としては、そもそもこの手の記憶ゲーム自体が苦手という人が少なからず。

むしろ子供の方が強かったりもするらしいですね。

 

覚えてる数を競うものではないし、すぐ終わるのであんまり気になる人は多くないと思いますが、ほんのちょっと配慮してあげると良いと思います。

 

ナンジャモンジャの面白さの本質とは?

さてこのゲームの本質部分。

 

もちろんパッと目につくのは、見ているだけでも楽しくわくわくする、見たことのないへんてこなキャラ達です。

海外、しかもロシアということで独特の感性のイラストが新鮮で楽しいですね。

 

でもそれだけだとゲームにはなりません。

 

「めくったカードの名を呼ぶ」

ゲームとしては成り立ちますね。

でも物足りない。

 

「各自が呼び名を決める」

ちょっといい感じになってきた気がします。

ありそうでなかったものですね。

ゲームに参加してる感がある、そして遊ぶ人によっても変わるというのは

理屈抜きで面白みを感じる要素としてよさそうです。

 

「他の人も呼んでくれる、他の人が決めたものを自分も覚えて呼ぶ」

そして、決め手はここでしょうか。

自分で決めたものを自分だけが呼ぶのでなくて、他の人も覚えてくれる、自分もおぼえる。

ちょっと大げさかもしれませんが、

相互に参加しあっていること

間接的にコミュニケーションを取っていること

(そのためコミュニケーションコストが低くて済む)

というのが、本質的な部分かなと思うのです。

 

◼️いろんな版があります。

人気があるためか、何度も版を重ねていろんなバリエーションがあります。

現在発売中なのはこちらの2点。どちらもルールや基本は同じなので、まずはどちらかで遊んでみてください。

◼️名付け例

最後に、今まで自分が聞いた名付け例をご紹介します。

「みどりたわしくん」

「ミトコンドリア」

「しかくくん」

「みどりとげ」

「くるくるたんごむし」

「ひげダンディ」

「くいんくいん」

「めがねっこ」

「みじんこくん」

「シャワーサイダー」

などなど。

 

さあこれでハンデ背負っての参戦です!やりましたね!

なお、「下ネタをつけて言いにくくする」はマナー違反です!w

 

礼儀正しく、みんなで仲良く遊びましょう〜!

 

他のボードゲームはここに面白そうなのが売ってますよ!

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小幡和輝
約10年の不登校を経験後、高校3年で起業。#不登校は不幸じゃない 発起人 メディア出演 『NHK おはよう日本』『フジテレビ バイキング』ほか多数。 著書に『学校は行かなくてもいい』『ゲームは人生の役に立つ。』『子ども稼ぐ力』など 詳しいプロフィールはこちらの記事をご覧ください!