こんにちは。小幡和輝と申します。
全国100箇所で不登校の経験がある人を中心にイベントを開催したり「学校は行かなくてもいい」などの教育系の書籍を出版したりしております。
「ニートだけど、仕事をして収入を得たい」
「ニートを脱出したいけど、どのような仕事に就けばいいかわからない」
という悩みを抱えている方は少なくありません。
「選ばなければ仕事はある」と言われても、今まであまり働いていなかったのに、いきなり大変な仕事ができるか不安ですよね。
そこで本記事では、ニートでもできるオススメの仕事を11個紹介します!
- 仕事を探す上でのコツ
- 利用すべきサービス
- 面接のコツ
なども併せて紹介するので、これから社会に出ていこうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
【おすすめ】ニートでもできる仕事11選!働きやすい仕事を選ぼう
こちらでは、ニートでもできるオススメの仕事を11個紹介します。この中から、自分でも無理なく働けそうな仕事を選んでみてくださいね。
【ニートでもできる仕事1】
工場の作業員
工場の作業員は、ニートでも続けやすい仕事です。
工場のラインに立って決められたことをするだけなので、他人とのコミュニケーションを必要としません。
単純作業好きで、コツコツと継続して取り組める人にはうってつけの職業です。
工場と聞くと「肉体労働でしんどいのでは?」と思うかもしれませんが、最近の工場は機械が大半の仕事をこなしてくれます。よって人間に割り当てられる作業は、機械のサポート的な仕事が多いです。
また工場を効率よく回すには「誰でもできる」仕事を作ることが重要なので、マニュアルが完備されていたり、荷物の重量を軽くしたりする施策がとられています。
よって工場の作業員は、社会経験の少ないニートであっても、問題なく取り組める仕事と言えるでしょう。
【ニートでもできる仕事2】
ホテルやオフィスの清掃
ホテルやオフィスの清掃員も、ニートに適しています。
清掃の仕事は基本的にお客さんがいない状況で行われるものです。なので対人コミュニケーションが不要で、マニュアル通りに清掃を進める事だけが求められます。
慣れていない初期の頃は複数人のチームで動くこともありますが、慣れてくるとエリアを1人で任されることもあり、比較的自由に仕事ができるでしょう。
清掃が必要な場所はたくさんあるので、求人情報もたくさん掲載されています。
動き回る仕事ではありますが、きれい好きな方であれば、楽しみながら仕事に取り組めますよ。
【ニートでもできる仕事3】
プログラマー
就職にはスキルが必要ですが、プログラマーの仕事もニートにはオススメです。
プログラマーはパソコンと向き合って行う仕事なので、対人コミュニケーションはあまり多くありません。
納期さえちゃんと守れば、自由に仕事を進められます。最近ではフレックス制(労働時間をある程度自分で決められる制度)を導入している企業も増えました。
またプログラマーは人材が不足しており、2030年には59万人が足りなくなるというデータも出ています。
スキルを得るまでは自分で勉強をする必要がありますが、就職すれば仕事をしながらスキルを学べるので、どんどん成長できますよ。
長年にわたって仕事が続けられる、将来性のある仕事です。
就職を斡旋してくれるプログラミングスクールも多いですし、通うのが苦手な方にはオンラインのスクールもあるので、プログラミングができない方もまずは無料体験を受講してみるといいのではないでしょうか。
現役エンジニアの先生がしっかりついて教えてくれるCodeCampか、動画教材と無制限質問サポートで自分のペースで学ぶことができるSkill Hacksがオススメです。
【ニートでもできる仕事4】
Webライター
Webライターは、インターネットメディアで記事を書く仕事です。
パソコンやスマートフォンさえあればすぐに始められるので、参入のハードルが低く、誰でもすぐに取り組めます。
仕事は基本的にインターネット上で受注して、そのまま納品するので、場所を選ばずに働くことも可能です。在宅ワークで稼いでいる人も大勢いらっしゃいます。
今のインターネット社会ではかなり需要のある仕事なので、月100万円以上を稼ぐことも夢ではありません。始めやすい上に、夢のある仕事と言えるでしょう。
ただし給料が一定ではないので、安定性に欠けてしまいます。継続して稼ぐには、働く中でスキルを身につけていきましょう。
Webライターになるには、クラウドソーシングを利用する方法がオススメです。
まずは月5万円を目指して、仕事を受注してみてください。
【ニートでもできる仕事5】
警備員
警備員は、ニートでも始めやすい仕事の1つです。
人と話す機会が少なく、決められたエリアを監視するだけなので、仕事の負担が大きくありません。夜勤であれば給料も上がるし、人との会話もほとんど無いでしょう。
また、未経験者でも簡単に就職できる点もオススメできます。
ショッピングセンター・工事現場・交通整理など、警備員が必要な場所は多く、需要の高い仕事です。
仕事内容や勤務時間の候補もたくさんあるため、自分に合ったものを選んでみましょう。
【ニートでもできる仕事6】
デリバリーサービス(配達員)
様々な商品を配達するデリバリーサービスの仕事です。
宅配サービスは至る所に存在するので、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
配達中は基本的に1人なので、気楽に仕事を進められます。接客もお客さんに商品を渡してお金をもらうだけなので、負担も少ないです。
自動車やバイクの免許証が必要になることが多いですが、業界によっては人手不足なところも多いので、就職が決まりやすい仕事と言えます。
【ニートでもできる仕事7】
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー
食品の宅配サービスである『Uber Eats(ウーバーイーツ)』の配達パートナーです。お店から料理を引き取って、注文者への配達を行います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)が他のデリバリーサービスと違うのは「個人事業主」として働く点です。
雇用契約を結ばないので、働く時間や日数は完全に自由で、好きな時に好きなだけ働けます。
もちろん1回だけ配達して、合わないなら辞めるという方法も可能なので、ニートでも気軽に始めやすい仕事です。もちろんガッツリ働けば働くほど、収入もどんどん増えますよ。
月に30万円~40万円の報酬を得る人もいます。報酬が跳ね上がることはありませんが、手堅くコツコツ働ける仕事です。
※報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なります。
まずはWebで登録を行って、配達パートナー説明会に参加してみてください。
【ニートでもできる仕事8】
介護職
介護職もニートに向いています。
なぜなら介護業界は人材が圧倒的に不足していて、採用のハードルがとても低いからです。
必要な資格も特にないので、未経験の状態からでも簡単に始められます。正社員として働くことが怖いのであれば、アルバイトやパートからでも可能です。
もちろん介護職は接客がメインの仕事なので、合わないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。人間を運ぶので、体力も必要です。
ただし厳しい仕事を乗り越えられたという実績は、次の仕事に必ずつながります。
未経験から実績を積みやすいという点において、介護職はかなりうってつけの仕事です。
ニートを脱出して安定した仕事を手に入れるためにも、ぜひ1度チャレンジしてみてください。
【ニートでもできる仕事9】
動画編集者
動画編集者は、近年需要が高まっている仕事です。
YouTuberの動画編集代行やウエディングムービーなど、多くの仕事が存在します。
動画編集の仕事は完全に在宅でできる上に、1本あたりの単価も5,000円~1万円以上と高めです。
始めるには性能が高めのパソコンと動画編集ソフトが必要ですが、すぐに回収できるくらいの仕事量はあるでしょう。(オススメの動画編集ソフトはこちら)
自宅でコツコツ作業を進めたいという方にとってはオススメの仕事です。
仕事はクラウドソーシングを利用して探すと見つけやすいので、ぜひ登録してみてください。
【ニートでもできる仕事10】
タクシードライバー
タクシードライバーとして、お客さんを目的地まで案内する仕事です。
お客さんとコミュニケーションを取らなくても問題ありませんし、ナビがあるので道をあまり知らなくても活躍できます。給料は歩合制の所が多いので、やればやるほど自分の収入につながりますよ。
タクシードライバーになるには『普通自動車第一種免許証』と『普通自動車第二種免許証』が必要ですが、採用の段階では第一種のみでOKな会社も多いです。
第二種は会社負担で取得させてくれるので、運転実績さえあればタクシー会社に就職できます。
もちろんあらかじめ二種免許を取得しておけば採用率はグッと上がるので、ぜひチャレンジしてみてください。
【ニートでもできる仕事11】
倉庫作業員
倉庫作業員は、倉庫内で商品を集めるピッキング作業や、検品・梱包・出荷までを行う仕事です。
発行される伝票に基づいて、倉庫内にある商品を集めます。他人とのコミュニケーションが少なく働きやすいので、ニートにもオススメの仕事です。
一日中歩き回るので体力は必要ですが、荷物は軽めに作られていることが多いので力は必要ありません。女性でも年配の方でもできるように配慮されています。
フォークリフトの免許を取得すればさらに就職の幅が広がるので、脱ニートとしてオススメです。
ニートが仕事を探すためのコツ3つ
就業経験に穴が開いているニートが仕事を探すには、どのようにすればよいのでしょうか?
普通に就職活動を行っているだけだと、どうしてもちゃんと就職経験がある人に負けてしまいますよね。
そこでこちらでは、ニートが仕事を探すための3つのコツを紹介します。
【ニートが仕事を探すコツ1】
早めに動き出す
ニートが仕事を探すには、とにかく早めに動き出しましょう。
歳を重ねて、ニート期間が空けば空くほど、就職には不利です。特に、20代と30代では、就職状況が大きく変わってしまいます。
基本的に企業として未経験の人材を雇うときは、若さを重視することが多いです。20代のポテンシャルや将来性に賭けているからこそ、未経験であっても雇用してくれます。
反対に30代を超えると、経験やスキルを重視した選考になりやすいです。こうなると余程の人手不足でない限り、未経験者の就職は難しいでしょう。
もちろん30代でも未経験で就職できるケースはたくさんありますが、企業の考え方は「20代=未経験でもOK、30代=経験が必要」です。
乗り遅れてしまわないように、とにかく早く就職先を探す決断をして、動き出しましょう。
【ニートが仕事を探すコツ2】
有効求人倍率が高い求人を選ぶ
有効求人倍率が高い求人を選ぶことは、ニートが仕事を探す上で重要です。
有効求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示す指標で、就職のしやすさに直結します。
例えば有効求人倍率が2倍なら、1人あたり2件の求人が存在し、求職者に有利です。反対に1を切っていると、1人1件も仕事が無いということになるので、就職が難しくなります。
倍率が高い職業であれば就職しやすいので、そこから面接先を選ぶとよいでしょう。
各職業の有効求人倍率は、厚生労働省の統計やハローワークなどで確認できるので、一度チェックしてみてください。
【ニートが仕事を探すコツ3】
最初はアルバイトや派遣社員など、ハードルの低いものから選ぶ
いきなり正社員になるのではなく、アルバイトや派遣社員から選ぶのも1つの方法です。
就業経験が少ない状態だと、いきなり週5日の8時間労働には対応できないかもしれません。
派遣社員やアルバイトなら、自分である程度勤務時間を決められるので、社会復帰のリハビリとして適しています。
場合によってはそのまま正社員に格上げしてくれる可能性もあるので、将来性も高いです。
いきなり正社員が厳しそうであれば、まずは派遣社員やアルバイトで実績を積んでから、少しずつ正社員を目指してみましょう。
ニートが仕事を探す上で利用すべき4つのサービス
ニートの状態からいきなり仕事を探すとなっても、何から手を付けていいのかわからないですよね。
そこでこちらでは、ニートが仕事を探す上で利用すべき4つのサービスを紹介します。
【ニートが仕事を探せるサービス1】
ハローワーク
求人を探す上で最も主流なのがハローワークです。
正式名称を『公共職業安定所』と言い、国が運営をしているため安心感があります。
多くの求人募集がかけられており、事務員が希望に合う職業を探して紹介してくれる点が魅力です。
さらにハローワークには『公的職業訓練』が存在します。これは就職に必要なスキルや知識を得るための職業訓練を無料で受講できる制度です。
職業訓練によってスキルを得ることで、次の就職先が決まる確率がグッと高くなりますよ。
もちろんニートでも利用できる制度なので、スキルを身に着けてから就職活動を行ってみましょう。
【ニートが仕事を探せるサービス2】
転職エージェント
転職エージェントはその名の通り、転職を支援してくれるエージェントサービスです。
担当者やカウンセラーが現状のヒアリングを行ってくれて、そこから最適な仕事を紹介してくれます。
転職サービスは数多く存在しますが、その中でも引きこもりやニート向けの転職支援を行っているエージェントがオススメです。
カウンセラーが親身になって相談に乗ってくれるので、ニートでも就職できるスピードが速いですよ。場所によっては研修や就業訓練を行ってくれるところも存在します。
登録無料のエージェントが多いので、まずは登録して、就職先の相談を行ってみてください。
【ニートが仕事を探せるサービス3】
派遣社員登録サイト
派遣社員登録サイトも、ニートの就職にはオススメです。
派遣社員としてなら社会復帰のハードルも低く、比較的簡単に就職が可能です。職種も数多く存在するので、自分に合ったものを選択できます。
登録しておけば担当者がつくので、その担当者と一緒に相談しながら就職先を探せる点もメリットの1つです。1人で就職先を探すよりも、色々な可能性が広がりますよ。
また派遣社員は『週3回勤務』や『自宅の近く』など、自分に合った場所を選びやすい点も魅力的です。
転職エージェントなどと併せて利用すると、就職の可能性がグッと広がるので、ぜひ試してみてください。
【ニートが仕事を探せるサービス4】
クラウドソーシング
クラウドソーシングも、ニートが仕事を探す場所として適しています。
クラウドソーシングは『仕事を依頼したい企業と、仕事を探している個人』を結びつけるマッチングサービスです。
募集されている内容はWebライティングやプログラミング、デザインなどたくさん存在します。
クラウドソーシングを使えば、企業に所属することなく、個人で仕事を受注することが可能です。さらに在宅ワークも多いので、自分のペースで仕事を進められます。
最初の仕事を得るまでは大変かもしれませんが、うまく受注できると個人事業主として月収100万円も夢ではありません。
未経験でも始めやすいのはWebライティングやデータ入力の仕事なので、ぜひ登録して案件をチェックしてみてください。
ニートが面接を攻略するための3つのコツとは
就職活動を進める上で、重要になるのが『面接』です。面接をうまくこなせば、就職への道がかなり開けるでしょう。
そこでこちらでは、面接を攻略するための3つのコツを紹介します。
ぜひ参考にして、面接に役立ててみてください。
【ニートの面接攻略1】
空白期間の理由をちゃんと準備
ニート期間があった人が面接を行うと、間違いなく空白期間に関しての質問がくるので、答えられるように準備しておきましょう。
ここで注意したいのが『嘘は必ずバレる』という点です。空白期間に何もしていなかったからと言って、「仕事をしていた」などと嘘をついても、そのあとの質問や言動でバレてしまいます。
なので、聞かれた質問には正直にちゃんと答えるようにしましょう。
ただし単純に「ニートをしていました」と言っても、面接官の心象はよくなりません。そこで意識してほしいのは、ニート期間への反省を伝える事です。
ちゃんと働いていなかった自分を反省し、前向きに資格習得などに向けて努力しているということを伝えると、面接官に好印象を与えられます。
空白期間はニートにとって聞かれたくない内容ですが、確実に聞かれる要素の1つなので、しっかりと回答を準備しておきましょう。
【ニートの面接攻略2】
堂々と振る舞う
面接中は、堂々と振る舞うことが重要です。
ニートで働いていなかったという後ろめたさから、面接中もオドオドしてしまうケースは珍しくありません。すると面接官に頼りなさが伝わってしまい、悪印象を与えてしまいます。
面接官の目をしっかりと見て、はきはきと質問に答える姿を見せるだけで、面接に通過する確率はグッと上がります。
転職エージェントなどの就職支援サービスによっては、面接対策を行ってくれるところもあるので、有効活用しましょう。
最初は緊張してうまく話せないことも多いので、本命の企業を受ける前に何社か受けておくことも重要です。
【ニートの面接攻略3】
逆質問を考えておく
面接では逆質問をする機会があるので、しっかりと内容を考えておきましょう。
逆質問とは、面接の最後に言われる「何か質問はありますか?」という問いかけです。
ここで的を射た質問ができれば「この会社で本当に働きたいんだな」という好印象を与えることができます。
福利厚生や待遇のことについて聞くのも悪くないですが、あまりいい印象にはつながりません。
そこで、以下のような質問をしてみてください。
- 面接官(〇〇様)から見て、仕事をするうえで気を付けるべきポイントは何ですか?
- 御社に貢献するにあたり、何か必要な資格やスキルはありますか?
ポイントは『会社の業務に前向きである』という点です。
面接が決まった後は、会社について色々調べておいて、有効的な逆質問を見つけましょう。