タブレットやパソコンで勉強できる教材のすらら。発達障害のお子さんの学習にも向いている教材と言われていますが、本当に続けられるのかなという疑問もあるでしょう。
発達障害は知的障害ではないため、学力をつければ高校や大学に進学することも可能。勉強の仕方次第で学力がつくか決まるので、なおさら教材の向き不向きが気になりますよね。
結論から言うと、すららは発達障害の特性に合わせて作られた教材であり、楽しみながら理解を深められるようになっています。実際に、学校のテストで10点台から100点を連発するようになった事例もあるとのことです。
この記事では
- すららの概要
- 発達障害のお子さんに有効な理由
- 向かない可能性のあるお子さん
をわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にして下さい。
目次
すららは発達障害の専門家が監修したオンライン教材
すららは学年をまたいで学ぶことができるオンライン学習教材。対象は小学生から高校生までで、5教科学べます。
すららは、専門機関である「子どもの発達科学研究所」と共同開発しているのが特徴です。学習障害の傾向があるお子さんが学びやすいように、カリキュラム構成や説明を工夫しています。
内容が評価されていて、2012年には「日本 eラーニング対象文部科学大臣賞」も受賞している教材です。
発達障害の子にすららの学習が有効な6つの理由
すららは、発達障害のお子さんが勉強しやすい工夫が存分に盛り込まれた教材です。特に有効と言える理由は以下の5つ。
- 無学年方式をとっている
- スモールステップである
- 感覚的に学べる
- 対話型で集中力が続きやすい
- 自分のペースで学べる
- 習慣化しやすい仕組みがある
それぞれ詳細を説明します。
1. 無学年方式をとっている
すららは学年にとらわれず、科目毎にわかるところまでさかのぼって勉強できるようになっています。
発達障害のお子さんの場合、書くことに詰まってしまう、数を扱うのが不得意など、極端に苦手なことがあるケースが多いです。そのため、科目毎に学びはじめるレベルを変えられるのは大きなメリットでしょう。
なお、どこから始めるべきかわからない場合は、「すららコーチ」と呼ばれるスタッフに相談できます。お子さんの適正を電話でヒアリングした上で学習設計をしてくれるので、今まで学習が上手く行かなかった方も安心です。
2. スモールステップである
すららは、超スモールステップで学習が進むのも特徴です。たとえば英語のBe動詞を学ぶ単元は78回にわかれており、無理なく少しずつ理解できます。
自閉症スペクトラムの場合、新しいことを取り入れるのが苦手。また、ADHDの子どもは気が散りやすいので、長時間で一気に進む学習は得意ではありません。
その点、すららでは少しずつレベルアップしていけるので、ストレスを軽減して学べるでしょう。その結果、自分から勉強していくようになれば、自然と成績も上がっていきます。
3. 感覚的に学べる
すららでは、感覚的に学べる工夫をしています。
識字障害や限局性学習障害があるお子さんは、文字を見て学ぶことが極端に苦手です。そのような方に配慮して、
- 声優によるナレーション
- たくさんの図やイラスト
- アニメーションによる直感的な説明
といった工夫をしています。
ゲーム感覚で直感的に勉強できるので、お子さん一人でも集中しやすいのが特徴です。低学年の教材のドリルはゲーム風で、勉強するほどレベルアップできるのも続けやすいポイントでしょう。
4. 対話型で集中力が続きやすい
すららは発達障害で集中するのが苦手なお子さん向けに、対話型の形式をとっているのも特色です。
学習開始時や、一つのユニットが終わったときにAIが声掛けし、モチベーションを高めてくれます。また、ユニットの途中途中で質問が与えられるので、見るだけになってしまうことがありません。
主体的に参加できるので、注意が散漫になりやすいお子さんも続けやすいでしょう。
5. 自分のペースで学べる
人とコミュニケーションを取らず自分のペースで学べるのも特徴です。
自閉症スペクトラムのお子さんは、他人の表情や態度を読み取るのが苦手。一方で、文字や図形に興味を示すので、そもそもタブレット教材が向いています。繊細で人と関わるのが苦手なお子さんにとって、コミュニケーションを取らなくていいのはメリットです。
学習計画を建てるコーチとのやり取りは基本的に保護者の方と行うので、お子さんは人間関係を気にする必要はありません。
また、集中するのが苦手だったり、パニックを起こしてしまうお子さんにとって、いつでも中断でき、落ち着いてから学習に戻れるのも利点でしょう。
すららコーチに相談すれば、お子さんの特性を元にパニックを起こさず続けられる分量のカリキュラムを提案してもらえます。
6. 習慣化しやすい仕組みがある
すららにはログインすることでもらえるスタンプや、学習時間に応じてもらえるご褒美があります。そのため、ルーティーンが苦手で飽きっぽいお子さんでも、モチベーションを保ちやすくなっています。
続けるのが苦手なお子さんには、まずはログインを毎日するなど、できるところから学習計画を組んでくれるのも魅力。個別の特性に合わせた計画も相まって、習慣化がしやすいのがメリットです。
以上が発達障害の子にすららが有効な理由です。なお、学校以外の選択肢や学習方法については、随時情報を発信をしています。もしよろしければ僕の公式LINEにご登録ください。
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すららは感覚過敏の発達障害の子には合わない可能性あり!無料体験で確認を
ここまで説明したとおり、すららは発達障害のお子さんが勉強しやすい工夫を盛り込んだ教材です。しかし、視覚過敏のお子さんには合わない可能性があります。
すららはタブレットやパソコンと言ったオンラインでの学習が基本です。一部、プリントを印刷して学べる部分はあるものの、強い光が苦手なお子さんには負担になる懸念があります。
お子さんがストレスなく勉強できるかどうか不安な場合は、無料体験を使ってみるのがおすすめです。公式ページから、学年ごとにお試しの教材が見られる特別無料体験を申し込めるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、合わないと感じた場合、希望月の末日までに手続きすればその月でやめられるので、試しに申し込んでみるのも良いでしょう。