「子どもが不登校になり、これからどうしていいかわからない」
「不登校になったことで、子どもの将来が不安になった」
「不登校の子どもとどのように接したらよいかわからない」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
できることなら、不登校から立ち直ってほしいという方もいるでしょう。不登校になったお子さんがその後どうなるのかも心配なポイントですよね。
結論から言うと、不登校は決して悪いことではなく、その後も社会で活躍することは十分可能です。
本記事では不登校について、以下の内容を解説します。
- 不登校のその後はどうなるのか
- 不登校のその後の進路
- 不登校のお子さんの対応方法
ぜひ本記事を最後までご覧ください。
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目次
不登校になってもその後は社会で活躍できる
不登校になっても、その後は社会で活躍することは可能です。
文部科学省が平成26年に公開した「不登校に関する実態調査」によると、不登校を経験して20歳になった人の就学・就業状況は約82%にも登ります。仕事に就いている人だけでも50%を超えているという結果です。
これは、一時期不登校になっていたとしても、その後は社会で活躍できることを示しています。実際、不登校を経験した僕も、その後は起業して会社を立ち上げるまでに至りました。
不登校は学校に行かない代わりに、好きなことに時間が使えるチャンスです。時間を使って得意なことを伸ばしていけば、社会で活躍する道は十分に拓けます。
不登校を経験しても落ち込まず、将来を見据えて好きなことや得意なことを伸ばしていきましょう。
不登校になった人のその後の体験談3例
ここからは、不登校を経験した人の体験談を紹介します。
紹介する体験談は次の3つです。
- 学歴を上げるために大学へ進学した
- 不登校から進学・就職を経てフリーランスになる
- 不登校の高校生からフリーランスになった
順番に不登校の体験談を紹介します。
体験談1.学歴を上げるために大学へ進学した
1つ目の体験談は、学歴を上げるために大学へ進学した僕(小幡和輝)の話です。
僕は定時制の高校に通っていましたが、大学は国立の和歌山大学に通うことができました。
一般的に定時制高校から、大学に進学する人は少ないと言われます。定時制高校の勉強レベルはセンター試験に通用するものではないからです。素直に大学受験を受ける場合は、猛勉強しなければいけません。
そこで定時制高校からでも大学に行くために使った方法が「AO入試」でした。
AO入試は大学側求める学生像に合う受験者であれば合格できます。センター試験を受ける必要がないため、書類審査や面接に受かる自信があれば大学に入学できるのです。定時制高校の生徒は社会経験がある人もいるため、AO入試は有利に働きます。
不登校になって定時制高校に通うことになっても、進学を諦める必要はありません。
大学進学を目指すなら、受験方法を工夫して入学を目指しましょう。
大学入学方法を解説した記事も用意しているため、ぜひ合わせてご覧ください。
体験談2.不登校から進学・就職を経てフリーランスになる
こちらはWeb・動画制作をしているフリーランスの方の体験談です。
不登校になったのは高校のころ。不登校になった理由は勉強も部活もすべて完璧にこなさないければいけないと自分を追い込んでしまったのがきっかけです。
2、3ヶ月で不登校になり、留年したタイミングで続けるのは無理だと感じて中退しています。高校中退後は、色々なことに挑戦してもうまくいかず、メンタルがどん底まで落ち込んでいました。
それでも時間の経過で気力が戻り、大学入学のために行動を開始します。河合塾の大検コースへ入学したとき、同じような境遇の人達と会えたことで気が楽になりました。
その後は大学へ入学、卒業を経て就職しますが、精神的に安定せず退職しています。
それからは、開き直ってフリーランスで働きだしたことで、不登校・ひきこもり経験もオープンにして気楽に生活できています。
体験談3.不登校の高校生からフリーランスになった
3つ目の体験談は、不登校になったときに仕事を初めた人のお話です。
この人が不登校になった原因は、小中学校でいじめにあったことでした。それから中学2年生のときに初めて不登校を経験します。
高校は第一志望の定時制高校に合格し、1度は不登校から復帰してバイトをしながら高校に通っています。しかし、高校生活も長くは続きませんでした。
高校生でもいじめられた訳ではありませんが、バイト先で圧倒的に叱られすぎたことで逃げてしまいます。その結果、高校も不登校になりました。
フリーランスになったのは、バイト先で知り合った人と起業するためです。
高校1年の3月からフリーランスを初めて初月からある程度稼ぐことができました。現在でも同じ仕事を続けています。仕事でうまくいけば喜びを感じ、学生時代はなかった夢や目標も持てるようになりました。
不登校のその後で考えられる進路は4つ
不登校のその後に考えられる進路は大きく分けて以下の4つです。
- 別の学校に転校する
- 高卒認定を受けて大学へ進学する
- 仕事に就いて働く
- 元の学校に戻る
それぞれの進路について解説します。
1.別の学校に転校する
元の学校に戻りたくないという場合は、まず別の学校へ転校するという手段が挙げられます。
転校を考える原因は、主に以下のような理由です。
- 人間関係のトラブルがあった
- 学校生活が合わなかった
いじめられるなど人間関係のトラブルがあると、すぐには学校に復帰できません。関係改善の見込みがなければ、通う学校を変えた方がよいでしょう。また、学校生活に馴染めなければ、行くのが嫌になることも考えられます。
小中学生なら転校先の候補は全日制の学校、高校生なら通信制・定時制の学校に通うことも選択肢です。
転校とは少し違いますが、自宅で学習を進めることも有効です。例えば無学年式教材の「すらら」なら、インターネットを利用して自宅で学習可能です。自分のペースで学習できるので、負担なく続けられるうえに、学習を進めると「出席扱い」となるため、内申点対策も進められます。
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>>【評判】すららの5つの特徴とメリットを徹底解説【不登校生におすすめ】
2.高卒認定試験を受けて大学へ進学する
不登校の高校生が進学を希望する場合、高卒認定を受けてから大学を目指す方法があります。
何らかの理由で高校に通えなくなったとき、中退するお子さんもいるでしょう。そこでもし、お子さんに進学の意志があるなら、高卒認定試験に合格することでその後の進路が見えてきます。
ただし学校に通えない以上、別の場所で高卒認定を受けるための勉強を続ける必要はあります。
独学で勉強を続けることも可能ですが、効率よく進めるなら塾や支援団体を利用して勉強を続けましょう。
学習面のサポートが充実しているため、前向きに検討している場合は1度相談してみることをおすすめします。
3.仕事に就いて働く
不登校の間に仕事に就いて働いてみるのもよいでしょう。
高校生の場合は、アルバイトで週に何日か働くこともよい経験になります。
もし、不登校の間に仕事に使えるスキルを勉強していれば、自分で仕事を受注することも不可能ではありません。スキルの種類はプログラミングやデザイン、ライティングなど様々です。
SNS上では、これらのスキルを活用して中学生から働いている人もおり、中には不登校だった人もいます。
自分のスキルに自信があれば、チャレンジしてみましょう。
4.元の学校に戻る
不登校を続ける理由が解消された場合は、通っていた学校に戻ることも選択肢です。
ただし、区切りの悪い時期には戻りづらいため、以下のタイミングが理想的です。
- 学年が上がってクラス替えが行われたとき
- 小学校から中学校に上がるなど、学校が変わったとき
学校の教師に事前に相談しておけば、どのクラスに入れるか考慮してもらえるかもしれません。お子さんや教師と相談して、最適な方法を考えるようにしてみてください。
その後の人生を変える不登校時期の過ごし方
不登校という選択をしたときに、何をして過ごすかでその後の人生が大きく左右されます。
その過ごし方の中でも、意識した方がよい過ごし方は以下の2つです。
- 好きなことに打ち込む
- 学校以外の居場所を作る
それぞれ順番に解説していきます。
好きなことに打ち込む
その後の人生を変える過ごし方の1つは、好きなことに打ち込むことです。
不登校の場合、ほかの子が授業を受けている時間がすべて自分の自由に使えます。その自由な時間をすべて好きなこと、興味があることに使うようにしてみてください。
好きなことに打ち込むと、お子さんの長所を伸ばせます。決して勉強だけでなく、ゲームをプレイすることでも構いません。近年ではプロゲーマーやゲームの家庭教師という職種もあるので、ゲームがうまくなれば仕事として活動することも可能です。
もし好きなことがなければ、それを見つける時間に使ってもよいでしょう。
何か打ち込めるものを見つけることで、将来の仕事につながるスキルを身につけられます。
学校以外の居場所を作る
学校には行かない代わりに、趣味が合う人が集まるコミュニティなどに参加することも重要です。
コミュニティに参加すると、以下の効果が見込めます。
- 趣味や気の合う友達が見つかる
- 精神的に落ち着く
- 友達のつながりから興味があることを増やせる
趣味や気の合う友達が見つかれば、学校の人間関係を気にする必要はありません。自分の居場所があることで精神的に安定することも期待できます。
また、友達に誘われて様々な体験を繰り返すことで、自分が楽しいと思えることを増やせることも大きなメリット。その後の人生によい影響を与えてくれるでしょう。
学校以外の居場所を作るには、オンラインフリースクールの「クラスジャパン小中学園」がおすすめです。勉強だけでなく、eスポーツやプログラミングなどのネット部活動に参加できます。
他にもオンラインホームルーム(交流会)やみんなで参加できる自習室など、交流の場を多数用意しているのが魅力です。
初月利用料無料のトライアルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
不登校に悩むお子さんへの対応は3つ
不登校に悩むお子さんを持つ親の対応は以下の3つです。
- 「なんで学校に行かないの」は禁句
- 学校以外で人と関われるコミュニティを見つける
- 学校の時間に代わる価値を見つけてあげる
3つの対応について解説していきます。
1.なんで学校に行かないの?は禁句
不登校になったお子さんに「なんで学校に行かないの?」と学校に行かない理由を聞くのは禁句です。
聞いては行けない理由は、以下の2つの理由があるからです。
- 不登校の理由を言葉で説明できない
- 気持ちがネガティブな方向に傾くから
社会人になってからであれば、不登校の理由を言葉で説明することは難しくありません。しかし、まだ成長過程にいるお子さんに言葉で説明を求めても難しいケースが大半です。
また、いじめられるなどネガティブな理由から不要校になっていた場合、理由を聞くと気持ちがネガティブな方向に傾きます。親が理由を聞くことで、お子さんを追い込んでしまうのです。
対応としては、まずお子さんと信頼関係を作ることが大切。学校にいかなくてもよいというスタンスを取って、お子さんを安心させてあげてください。
お子さんの気持ちが落ち着いてから理由を聞くことで、何が原因だったのか話してもらえるようになります。
2.学校以外のコミュニティへすぐにシフトする
もし、お子さんが不登校という選択をしたら、学校以外のコミュニティへ移行して気の合う友達ができるようにサポートしてください。
不登校で人と関わらない期間が長引くほど、色々なコミュニティへの参加が難しくなる可能性があるからです。
学校はお子さんのコミュニケーション能力を形成する場として大きな役割を果たします。しかし人と話す機会がないと、人と関わる能力が鍛えられません。
そのため、フリースクールを活用したり、趣味が合う仲間がいる場所へ行ったりなど、人と関われる場所を作ることが重要です。もちろん、オンライン上でのつながりでも問題ありません。
不登校でも人と関われる場所を探し、お子さんの活気を取り戻してあげましょう。
3.学校の時間に代わる価値を作る
ここでお伝えする「学校の時間に代わる価値」とは、「学校の勉強に代わるスキルを身につける」ことを指します。
前提として、学校の勉強自体は大切なことです。授業を受けて勉強すると、お子さんの基礎学力やほかの能力を伸ばせます。
しかし、不登校という状態だと、勉強する場が失われる可能性が高くなります。そこで学ぶ場を与えるために、学校の時間に代わる価値が必要になるのです。
不登校では授業を受けていない代わりに、ほかの子よりも時間がたくさんあります。
その時間を興味・関心がある分野に使うことで、自発的にお子さんの能力を育てられます。お子さんが学校や社会復帰しやすい状況を作り出せるため、価値を作り出せるようサポートしてあげてください。
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