「子どもが不登校につながる特徴が知りたい」
「子どもが不登校にならないように気をつけたい」
「影響を受けやすい子どもの特徴が知りたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
子どもには不登校にならず元気に学校へ行ってほしいと思っている人も多いでしょう。不登校は決して悪いことではありませんが、子どもが将来後悔しないように、しっかり対策しておくことは大切です。
そこでこの記事では以下の内容について解説します。
- 不登校は親が原因なのか
- 不登校になりやすい親の特徴
- 不登校になりやすい子となりにくい子の違い
ぜひ最後までお読みください。
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目次
【前提】不登校の原因が親とは限らない
不登校はすべてが親が原因で起こるとは限りません。
不登校の原因には、学校生活や人間関係など環境や関わる人も大きく関わります。
例えば、学校でいじめられたり、学校の勉強に付いていけなかったりという理由で不登校になる人もいるでしょう。
子どもが登校を拒否するようなできごとがあると、不登校という選択をすることがあります。
ただし、親の性格によっては、子どもがストレスを感じやすい環境もあります。無意識に、子どもにストレスをかけているかもしれません。
親にも原因があるかもしれないと考えながら、子どもと接していきましょう。
不登校は親が原因だと言われる理由は2つ
不登校は親が原因だと言われる理由は2つです。
- 育児の責任が母親に向けられる
- 親の性格が子どもに影響を与えている
原因について1つずつ解説します。
1.育児の責任が母親に向けられる
親が原因だと言われる理由は、育児責任は母親にあると思われやすいからです。
近年では共働きの家庭など、夫婦が共同で子どもの世話をする流れが広まりました。
しかし、社会では母親が世話をするというイメージが今も残っています。女性の家事育児負担が多い家庭はまだ存在し、子育てをしているのは母親であることも多いです。
そのような状況から、子どもが不登校になると母親の教育に責任があると考えられてしまいます。
2.親の性格が子どもに影響を与えている
親の性格が必ず子どもに影響を与えることはありません。
例えば、過干渉な親に育てられて不登校になる子もいれば、不登校にならない子もいます。
親や子の性格、周りの環境すべてが子どもに影響を与えるため、親の性格だけで判断することは難しいでしょう。
ただし、子どもの自己肯定感を下げるなど、悪い影響を与えやすい特徴は存在します。
子どもによくない影響を与えないように、性格や特徴を理解しておきましょう。
不登校になりやすい親の特徴は9つ
不登校になりやすい親の特徴は、以下の9項目です。
- 過干渉である
- 過保護に接している
- 子どもを管理しすぎる
- 感情的に批判する
- 周りを気にしている
- ルール付けを行っている
- 子どもを放置している
- 学歴を気にしている
- 子どもと親を同一視している
それぞれの特徴について、詳しく紹介します。
1.過干渉である
過干渉とは子どもが自分で何か発言や行動する前に先回りして干渉してしまうことです。
時間に追われる働き方をしている人や、短期な人に多い傾向にあります。
親が過干渉すぎる影響は、子どもが考えて答えを出す機会が失われることです。
子どもが考えるより先に口を出してしまうため、子どもが何もしなくても答えにたどり着いてしまいます。
その影響は、物事を自分で解決する能力が不足するという形で現れます。
自分の意見を考えることができず、人間関係に影響を及ぼすかもしれません。
過干渉はコミュニケーション能力に不安を残すことから、学校に馴染めないと感じる可能性を残しています。
2.過保護に接している
過保護は、子どものために何かをしてあげたいという気持ちが強すぎる親を指します。
子どもが苦労しないように育ってほしいと考え、本来子どもがやるべきことを親が対応するケースが多々あります。
過保護の親に育てられた子どもの特徴は、自分で決断する能力が低い傾向にあることです。
親が先回りして何でもサポートしてくれるため、子どもが何もしなくてもいい状況が作られてしまいます。
自分で何もできないと、人と関わったときに自分の意見が伝えられません。
人間関係でつまづく要因となり、不登校という選択につながることもあります。
3.子どもを管理しすぎる
自分の思い通りに子どもを動かしたいと考えている親を指します。
子どもに対して、こうなってほしいという理想やこだわりを強い思いを持っています。
子どもを管理する親の特徴は次のとおり。
- 自分の指示通りの行動を子どもにさせる
- やることを細かく管理する
指示通りの行動をさせることから、コミュニケーション能力が育ちにくいという影響があります。
加えて、管理しすぎるタイプは色々指示を出しすぎて、子どもがストレスに感じるかもしれません。
指示に嫌気が指してしまうと、不登校につながる行動を起こすことも考えられます。
4.感情的に批判する
子どもに対して感情的に批判する親は、子どもが不登校になりやすい傾向にあります。
不登校になりやすい理由は以下の2つです。
- 自分に自信を持てなくなるため
- 心理的安全性が感じられなくなるため
感情的に批判するタイプは、テストの点が悪いなど表面的な部分で批判します。過程の頑張りは考慮されないことから、自信を失わせやすいです。
加えて、感情的に批判することで、子どもが心理的安全性を感じなくなります。感情的に批判されるイメージが付いてしまうと、何かあっても話してもらえないかもしれません。
そのため、自己肯定感が低いときにトラブルがあると、不登校になる可能性が高いです。
5.周りを気にしている
親が他人からよく見られたいという思いが強いと、子どもが不登校になる傾向があります。
理由は子どもに価値観を押し付けてストレスを与える可能性があるからです。
周りを気にする親の価値観の例は以下のとおりです。
- 有名私立に行かせないと笑われる
- 子どもが引きこもりで恥ずかしい
コンプレックスを持った状態に近いでしょう。
しかし、親と同じように子どもが周りを気にしているとは限りません。
本当はやりたくないことをやらされていた場合、子どもにストレスを与えます。
結果が出なければ、自己肯定感が下がり自信を失わせることにもつながります。
6.ルール付けを行っている
子どもの行動に対して、すぐにルールや条件を設けてしまう親のことです。
子どもの扱いが苦手だと、拘束力を発揮するルールをつけて管理しようとします。
ルール付けの影響は、子どもが約束にルーズになること。
ゲームのプレイ時間や勉強時間を決めても、守らないことが続けば約束にルーズになってしまいます。
ルーズさが身につくと登校時間を気にしないため、不登校になりやすい特徴と言えます。
7.子どもを放置している
子どもを放置している親も、不登校になりやすい特徴に当てはまります。
子どもを放置していると不登校になりやすいのは、自分に自信を持つための自己肯定感が低くなりやすいからです。
子どもを放置している親は、子どもを褒めたり叱ったりすることが少なく、興味がないように映ります。愛情を感じられず、自分に自信が持てなくなるかもしれません。
また、親が子どもに関心がないと、子どもの学校生活に問題が起こっても気づけません。
例えば、いじめを受けていることに気づけなければ学校が嫌になって不登校になる可能性があります。
8.学歴を気にしている
学歴を気にしすぎている親には次の2つの傾向があります。
- 親が高学歴である
- 親の学歴が低くコンプレックスを持っている
親が高学歴だった場合、子どもも同じレベルの学校に入学させたいと考えます。
一方で、学歴が低い親は子どもを高学歴にしたいと過度な期待を持ちます。
このように学歴に思い入れが強すぎると、子どもに勉強を押し付けてしまうのです。
子どもが高学歴を目指しているなら、問題は起きないかもしれません。しかし、子どもが高学歴を目指していないとき、精神的に追い詰められる可能性があります。
勉強しても結果がでないと自信を失い、不登校になる可能性も高まります。
9.子どもを親と同一視している
親ができなかったことを、子どもを通して実現させようとする親を指します。
子どもの人生を親の人生のやり直しとして考えている傾向です。
例えば、親が女優の夢を持っていたが叶わなかったため、子どもを女優にしようとするようなものです。
このパターンも子どもの意志を確認せずに進めるため、子どもがやりたいことと一致しない可能性が高いです。
子どもに無理をさせた場合は、大きなストレスを与えてしまうでしょう。
ふとしたきっかけで、不登校につながる状態を残した特徴だと言えます。
不登校になる子とならない子の違いは5つ
不登校になる子とならない子の違いは以下の5つです。
- 母親と離れることに不安を感じているかどうか
- 情緒不安定かどうか
- やる気がなく無気力であるかどうか
- ストレスを感じやすいかどうか
- 周りとの関係を考えすぎているかどうか
不登校になる子とならない子の違いについて解説します。
1.母親と離れることに不安を感じているかどうか
母親と離れられない子は、母親依存という要素を残しています。
特徴は次のとおりです。
- 母親から離れると不安になる
- 母親との関係が悪くなると精神的に崩れてしまう
登校して母親から離れると、常に落ち着きなく不安を感じしまいます。
人と会話をするときに落ち着きのないところを見せた場合、うまくコミュニケーションが取れないかおしれません。
加えて、母親との関係が悪くなると依存できなくなるため、精神的に崩れる恐れがあります。
そのような条件から、母親と離れることに不安がある子は不登校になりやすいと言えるでしょう。
2.情緒不安定かどうか
情緒不安定な子には、ほかの子と比べて以下のような特徴があります。
- 気分が変わりやすい傾向にある
- 勉強や部活などを過度に取り組んでしまう
情緒不安定だと、急に甘えたり離れたりなど気分が変わります。
相手もどう付き合ったらよいのか戸惑うため、人間関係がうまくいきません。
また、物事に対して過度に取り組むこと、精神的に負担を抱えやすいです。
周囲との関係が悪くなると引きこもり傾向が強くなるため、不登校になりやすいです。
3.やる気がなく無気力であるかどうか
何もやる気なく無気力な子は、行動しようとする意志が弱い傾向にあります。
大きな特徴としては次の3つ。
- ほかの人に指示されないと行動しない
- 色々ことが長続きしない
- 楽な方に流れてしまう
登校に義務感を感じていない場合も多く、特徴から学校に行かなくなる性質を持っています。
誰かに指示されている間は登校できますが、放任タイプの親だと不登校になりやすいと見られます。
4.ストレスを感じやすいかどうか
生まれつき感受性が豊かで敏感な性質を持った人は、ストレスを感じやすいです。
ストレスを感じやすい子どもは、こだわりが強く内向的な正確になることが多く、自分の世界に入り込む傾向があります。
小さなストレスを感じただけでも、頭痛や腹痛などの身体的な症状が現れます。
人間関係においてもコミュニケーションの取り方が難しく、ストレスを溜めると体調を崩します。
そのような体調の変化から、ストレスを感じやすい子は不登校になりやすいです。
5.周りとの関係を考えすぎているかどうか
周りとの関係を考えすぎる子は、他人の目を気にし過ぎる傾向にあります。
周りはどう思っているのか、何をしたら嫌われるだろうかと考えてしまうため、思考がネガティブ方向に向かいやすいです。常にこの状況で学校に通い続けると、疲れてしまい引きこもりの傾向がでます。
周りとの関係を気にしすぎている子には、適切にサポートしてストレスを軽減してあげることが重要です。
不登校の子どもに親ができる対策は居場所を作る
不登校の子どものために親ができる対策は、居場所を作ってあげることです。
居場所を作るというのは、不登校でも受け入れてくれる場所や楽しくいられる場所という意味になります。
不登校の子どもは、学校にいかなくなると家にしか居場所がありません。そこで家でも不登校を受け入れられない状態だと、居場所がないと感じてストレスを抱えてしまいます。
そもそも、不登校は悪いことではありません。無理に学校に行くことで、心身的な負担を感じている状態のほうが、子どもにとっては辛いといえます。
そのため、不登校でも問題ないと受け入れてあげる場所を用意することが重要です。不登校を受け入れてあげることで、心が落ち着き冷静になります。
加えて、子どもの状態がよければ、趣味の合う人や同じような境遇の人が集まるコミュニティにも参加しましょう。
人とコミュニケーションが取れる場所を増やすことで、子どもの活気を取り戻せる可能性が高まります。
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