2020年4月から始まったワンダーボックス(WONDERBOX)は、思考力や創造力を育む通信教材です。
文部科学省が推進するSTEAM教育を取り入れているので、気になっている方も多いのではないでしょうか?タブレット学習教材は学校の予復習をするものが多いので、違いも知りたいですよね。
また、リリースされたばかりのサービスなので口コミやデメリットをみてから申し込みたい方もいると思います。
そこでこの記事では、ワンダーボックスについて徹底解説!
- メリット・デメリット
- 口コミ・評判
- 申込方法
といった情報をわかりやすくまとめました!ワンダーボックスを契約するか悩んでいる親御さんはぜひご覧ください!
目次
WONDERBOX(ワンダーボックス)の概要を30秒で解説
運営会社 | ワンダーラボ株式会社 |
対象年齢 | 4〜10歳 |
月額料金 | 4,200円(月々払い) 1,850円(兄弟会員がいる場合) |
ワンダーボックスは、ワンダーラボ株式会社が提供しているタブレット学習教材です。
ワンダーラボ株式会社は、思考力アプリ「シンクシンク」や考える力がつく算数脳パズル「なぞぺー」も提供しています。まさに、自ら考える力をつけるための教材を数多く作成している会社です。
なかでもワンダーボックスは「STEAM教育」を採用しているのが特徴です。STEAMとは、
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
の頭文字を取ったもの。自ら課題を見つけ出して意欲的に取り組み、問題解決やイノベーションを生み出すための教育としてアメリカから広がっていますす。
日本でも文部科学省が推進しており、注目されている教育法です。
ワンダーボックスの口コミや評判は?
ワンダーボックスを使っている人が本当に満足しているのかは、気になるポイントですよね。そこで、実際に利用している人の声をTwitterから集めました。
Twitterでの良い評判
Twitterの評判はよいものが多く見られました。
- 子どもが楽しんでいる
- サポートがていねい
と教材にも対応も高評価です。
我が子、ワンダーボックスという通信教材(アプリ+紙教材)を保育園自粛期間からやり始めたけど、3ヶ月経っても次のキットが届くのが楽しみでたまらない感じ。でもたしかに、自分が小さいときでもこれはやってみたかったwhttps://t.co/WJ0vqB3OhH
— お嬢様えみぃ@フェーズ2.6 (@magicalEmy) July 27, 2020
子供の喰いつきが全然違います。
毎月届く箱を開けるところからワクワクしてます。
進研ゼミやぷららもやったことがありますが、長続きしませんでした。
ワンダーボックスは、箱自体に「ミッション」があり、そのミッションを説かないと箱が開けられないとか、よく考えられていると思います。
— kottoya (@kottoya1) July 27, 2020
今朝も、子どもは紙を折り続けている。
自分で完成形も折り方も考えるお題。1つの紙では思ったものができないらしく複数の紙を使い出した。自由やな‥既存のルールに疑問を持ち作り変える心意気や良し、と生温かく見守っている。#ワンダーボックス pic.twitter.com/NENaRbI182— KaoriN (@Q3tI72zQISFrsUj) June 27, 2020
https://twitter.com/yrs223/status/1279541933161902080
お子さんがワクワクする仕掛けが多く、楽しみながら続けている方が多そうです。
Twitterでの悪い評判
Twitter上には悪い評判がほとんどありませんでした。
ただし、考えさせる問題が多いため、まだ小さいお子さんには合わないこともあるようです。
https://twitter.com/megu156/status/1277667521424789504
ワンダーボックス、年長さんの娘にはいいけど、2歳の息子にはまだ早い感じがする。
けど、データは一個しかつくれない?のでどうしたもんかと思っています。
— ゆるパパ@2027娘と息子の記録 (@yurupapasan) July 23, 2020
教材自体の不満は見られなかったため、お子さんの成長に合わせて利用すれば、有効活用できそうだとわかります。
ワンダーボックスの7つのメリット
ここからはワンダーボックスのメリットを具体的に紹介します。
- 思考力を鍛えられる
- アプリとトイ教材のハイブリットで学べる
- 「シンクシンク」の内容を内包したコンテンツ
- プログラミングも学べる
- 学びを他の人と共有できる
- 利用時間を細かく設定できる
- 兄弟なら割引がある
それぞれ詳細をみていきましょう。
【ワンダーボックスのメリット1】思考力を鍛えられる
ワンダーボックスの教材は、思考力を鍛えられるのが魅力です。
教材は学年共通の物が多く、考える力に応じて深堀りできるようになっています。また、問題を解くだけではなくて、自分で作問するパートがあるのも特徴です。
知識を覚えることより、お子さんの力に応じてわくわく考えることを大切にしているため、試行錯誤する力が身につきます。
【ワンダーボックスのメリット2】
アプリとトイ教材のハイブリットで学べる
ワンダーボックスは、タブレットやスマートフォンで遊べるアプリと、実際に手を動かすトイ教材の2本立て。
トイ教材では、実際にパズルを触ったり、紙を折ったりしながら、自分の創造力を働かせてものづくりをする経験もできます。五感を使って考え、生み出す経験が出来るのが長所です。
作品はアプリでシェアすることもできるので、達成感を得ながらさらにチャレンジできる仕組みとなっています。
【ワンダーボックスのメリット3】
「シンクシンク」の内容を内包したコンテンツ
ワンダーボックスには、思考力育成アプリ「シンクシンク」の内容も含まれています。
シンクシンクは150ヵ国100万ユーザーに利用されて、IQ、学力を伸ばす効果も実証されているアプリです。データの引き継ぎはできませんが、内容はカバーされているので、すでにシンクシンクを楽しんでいるお子さんにもおすすめです。
【ワンダーボックスのメリット4】
プログラミングも学べる
ワンダーボックスのアプリには、プログラミング思考が学べるものもあります。プログラミングのための基本概念である順次処理や条件分岐を、楽しみながら勉強できるのが特色。
プログラミング自体を学ぶのではなく、自由に作ったり表現したりすることを大切にしているので、わくわくしながら頭の使い方をマスターできます。
【ワンダーボックスのメリット5】
学びを他の人と共有できる
お子さんの作品はギャラリーにまとめられていくので、後で見返すことができます。また、創作物をアプリで共有できるので、他のお子さんの作品も見ることが可能です。
これにより、新たな発想が生まれてさらに発想力を磨くことができます。
【ワンダーボックスのメリット6】
利用時間を細かく設定できる
ワンダーボックスは、お子さんの利用時間を細かく制限することが可能です。
タブレット学習の場合、ずっとやりすぎてしまって視力が落ちるなどのデメリットもあります。しかし、ワンダーボックスは、休憩時間を細かく設定できます。
- 最長利用時間
- 休憩の間隔
の2つを設定すると、自動でロックが掛かるようになります。時間は自由に決められるので、生活スタイルに合わせて活用可能です。
【ワンダーボックスのメリット7】
兄弟なら割引がある
兄弟で申し込む場合、2人めからの料金が安くなります。毎月払いの場合4,200円ですが、2人めからは1,850円で半額以下になります。
これは、教材を一部共有するようにしているから達成できる価格です。必要な教材は人数分届け、共有できるものは1つにまとめることで低価格化しています。そのため、教材が貯まって場所を取る心配もありません。
2人以上のお子さんがいらっしゃる場合は、ワンダーボックスがお得です!
ワンダーボックスの3つのデメリット
独自の学習システムが魅力のワンダーボックスですが、知っておくべきデメリットも3つあります。
- 基礎科目は学べない
- キットの数は少なめ
- 他のアプリも遊べてしまう
それぞれ詳細をみていきましょう。
【ワンダーボックスのデメリット1】
基礎科目は学べない
ワンダーボックスは意欲や思考力・IQを伸ばすための教材です。そのため、学校で習う国語や算数のような基礎科目に関する知識は学べません。
授業についていくための教材を探している方は、他を選んだほうがいいでしょう。
ただし、シンクシンクのアプリを使って勉強した結果、学習意欲があがり、IQテストや学力テストのスコアが伸びたという結果もでています。そのため、学業に取り組むための知識・スキルの吸収力を上げる効果は期待できます。
【ワンダーボックスのデメリット2】
キットの数が少ない
ワンダーボックスは、キットの種類が少なめ。2-3ヶ月同じテーマで学ぶため、その間は類似した教材が届きます。
最初の月で飽きてしまったお子さんは、その後興味を持ちにくい可能性があります。ただし、口コミをみている限りは楽しんでいる子が多いので、遊び方をしっかり教えてあげればそこまで心配する必要はありません。
【ワンダーボックスのデメリット3】
他のアプリもできてしまう
ワンダーボックスのアプリは、お手持ちのタブレットやスマートフォンで使えます。そのため、気づけば他のアプリで遊んでいたり、動画を見ていたりする可能性もあります。
専用タブレットを用意している学習教材ならば、他のことをして遊ぶ心配はありません。
もし気になる場合は、使わなくなったタブレットを渡して不要なアプリを削除しても良いでしょう。
ワンダーボックスとほかのタブレット学習を比較
ワンダーボックスを、対象年齢の近い学習教材で人気の「スマイルゼミ」と比較してみました!
ワンダーボックス | スマイルゼミ | |
月額料金 | 4,400円 (2人目から1,850円) | 2,980〜7,580円 |
対象年齢 | 4〜10歳 | 年中〜中学 |
コンテンツ数 | 7〜10のゲーム (毎月更新) | 月20〜25講座 |
端末 | 手持ちのスマホ・タブレット | 専用タブレット |
内容 | ・思考力を鍛える ・アプリ、トイ教材 | ・網羅的 |
ワンダーボックスは、学校で習う知識ではなく思考力を鍛えられるところが魅力です。コンテンツ自体は少なめですが、初級レベルから大人も悩む応用レベルまでやり込めるので飽きることがありません。
アプリは手持ちのスマホで起動できるので、申し込んだらすぐにはじめられます。そのほか、五感で学べるトイ教材があるところも魅力です。
ただし、学校の授業で習うような知識をつける内容ではありません。そのため、学校の補講扱いで考えている方は合わないでしょう。
一方でスマイルゼミは、カリキュラムに沿った学習を網羅的にできるところがメリットです。毎月教材が届くので、こなしていくだけで年齢相応の学力を身につけられます。
ただし、与えられた講座を進めきれば終わってしまうので、学年を超えた知識をつけることはできません。また、教材はアプリのみです。
まとめると、思考力やIQを高める目的で使うならワンダーボックスがおすすめ。年齢相応の学力をつける教材を探しているならスマイルゼミがよいでしょう。
なお、スマイルゼミの評判はこちらの記事で詳しく解説しています。
>>【保存版】口コミ評価の高いスマイルゼミのメリット・デメリットを徹底解説
ワンダーボックスはこんなお子さんにおすすめ
ワンダーボックスは、以下のようなお子さんにおすすめです。
- 知的好奇心を育みたい
- 自分の頭で考える力をつけたい
- 創造力や感性豊かになりたい
- プログラミング思考を早めに身につけたい
- 文部科学省が推進するSTEAM教育を実践したい
意欲を引き出し、考える力をつけることに特化した教材なので、IQを伸ばしたいお子さんにはピッタリです。楽しみながら考える力や創造力を身につけられます。
また、アプリにはプログラミングに関する内容もあるので、学校の授業の前に考え方を先取りしたい方にもおすすめです!
ワンダーボックスの申し込み手順を解説
ワンダーボックスを使ってみたいと思った方に向けて、申込手順を説明していきます。
- 公式ホームページの「申込み」ボタンをおす
- メールアドレスを送信する
- 申し込み手続きのURLをクリックする
- 契約者情報を入力する
【手順1】公式ホームページの「申込み」ボタンをおす
まずは公式ホームページにアクセスし、「申込み」ボタンを押します。
【手順2】メールアドレスを送信する
ボタンを押すと、メールアドレスを入力する画面が出てきます。入力したアドレスはそのままIDになるので、しっかり覚えておきましょう。
【手順3】申し込み手続きのURLをクリックする
アドレスを登録すると、そこにメールが送られます。48時間以内にURLをクリックすると本申込み画面に進みます。
【手順4】契約者情報を入力する
本登録画面に進むのでお客様情報・支払情報をそれぞれ入力します。
入力が終われば、手続完了です!その時点からすぐにアプリは使うことができます。教材は追って送られてきます!